6月20日 6.12DOMINION 大阪城ホール大会、その2 外国人のスポ根 | 岩丸の携帯日記

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CinemaSoundWorksという会社で
遅延気味な日々を追いかけ記録…(かなり…)

続きです。

 

第6試合は、AEW暫定世界王者戦進出者決定戦として、棚橋弘至と後藤洋央紀のシングルマッチ。 

AEWの旗揚げと同時に同団体の顔としてのAEWのシングル王者が巻くベルトとして、クリス・ジェリコが初代王者として始まったもの。

なんでアメリカの団体であるAEWのシングルベルトの暫定王座進出を日本でやってるかというと、第5代王者のCMパンクが棚橋弘至との試合を熱望していた…から。

じゃあ、後藤さんは、何故?

ここでカッ拐わないと、権利を…後藤君。

後藤君は、次いつ爆発するのかな…と思い、はや数年。

今度のG1こそは、後藤大爆発説を唱えて、はや数年。

こうなりゃ、YOSHI-HASHIとのタッグでアメリカ乗り込んで、コブちゃんとカンカンのストーカーとなり、アメリカで暴れて、アメリカ時間で寝る時間に「消灯!」ってTweetして日本時間の昼間に混じらわしいんだよってタイチに言われてしまえ。


勝って棚さん、アメリカへ。


そんなタイチは第7試合でKOPW2022権利保持者の鷹木さんとのリマッチ。


今回のルールは、鷹木式10分無制限ピンフォールマッチ。

10分間の間に、数多く累積でカウントを取ったものの勝ち。


11-10で、鷹木が逃げ切りKOPW防衛に成功。


実は、噛み合うこの2人。

しばらく2人でリマッチ大会をやったとしても、それはそれで私は見続けると思います。


矢野さん色を脱して、現在のKOPWは、非常に面白いと思いますし、そういう意味ではタイチの功績が大きいと思いますが…。

皆が欲しいと思うタイトルに持って行く為には、あと何が必要なのでしょう。

懸賞金制度導入し、提唱者のオカダ・カズチカプロレスリングを巻き込むしかない…なと。

あと、みのるさんを再び巻き込む…とか。

あっ、ジュニアがヘビー級に勝てる舞台にすれば良いんだ。デスペがやったフィニッシュホールド禁止マッチとか。

 

 第8試合は、タマちゃん新日初シングルベルト戴冠、NEVER無差別級選手権試合。

挑戦者は、出戻りのカール・アンダーソン。


本来なら、バレットクラブ初期メンバーのはずなのに追放されたタマちゃんと同じく初期メンバーでWWEへ移籍で脱退で出戻りのカール・アンダーソン。遺恨、因縁、制裁、ドロドロした試合のはずだが…。


上の写真のタマの笑顔でわかるとおり…。


苦楽を共にした先輩後輩の、時間を巻き戻し、お互い成長を確かめる試合へ。


それくらい、見ていて爽やかだった…。私は…ね、そう感じちゃいました。

カールは、アメリカのインディー団体をさまよい、選手達の推薦で新日参戦後、タッグ屋として頭角を表し、外国人選手としては珍しいG1決勝戦進出者。

それだけの実力は、WWEに目をつけられて、2016年に移籍。新型コロナ感染症ショックを受けたWWEの大量解雇で、再び移籍。


いつかいつかと新日参戦を待ちわび、以外にも新日のシングルベルトは初戴冠。

バックステージで、サッポロビール飲みながら、アンダーソンはタマについて、こう言ってます。


良いレスラー…だと

タマ・トンガは、強い…と

あいつが、今のタマ・トンガになる前

俺は、あいつのセンパイだった…と

タマ・トンガは、俺のコウハイだった…と


スポ根アメリカ人

 
コウハイのタマは、こう言います。 
「カール、お前だって俺がお前に勝てるだけの力があるってもう分かってるんだろう。それは事実だ。このポジションにあまりくつろぎすぎるなよ」


タマの逆襲に期待。

 

セミは、IWGP US 選手権試合。

何かと色々あるUSのベルト。

日本人初で棚橋さんへ渡ったベルトは、SANADAさんシングル初戴冠で棚さんから奪取。しかしSANAさんはオスプレイとの試合で負傷し長期欠場でベルト返上。

王者決定戦で再び棚さんの元に来たベルトは、アメリカで行われた4way戦で、ジュース・ロビンソンの腰に巻かれる。

しかし、ジュースが今回の来日を病気を理由に来日拒否。ベルトは剥奪されて、怪我から復帰したSANAさんとオスプレイとの王座決定戦。



ハイレベルな攻防の末にオスプレイが同ベルト初戴冠。もう…、よだれ物の試合です。



だが、1番の問題は…

剥奪されたはずのベルトが、ここに無い。

アメリカのジュースが、まだ持ってる…と。

さぁさぁさぁどうなることやら…、続く。


こうなると、メインは、どうなのよ…と

IWGP王者のオカダに、ジェイが挑戦者として登場。真打ち登場…。

この末恐ろしい29歳のニュージーランド人は、旧IWGPヘビー・IWGP US・IWGP IC・NEVER無差別級と4冠達成者。


対するオカダ君は、新日の今や絶対王者。


しかし、かつてレインメーカーショックと言われた先世代台頭の先頭を走った男との試合を、完全に自分のペースへと持っていく力を持っている。何がそうさせたのか、他と何が違うのか。この日、気が付いたのは、ジェイは飛び技をほぼ使用しないで、試合を組み立てている事。



一発一発のパワーで試合をひっくり返せるオカダ君と、のらりくらりで細かく試合を構築していくジェイ。ジェイが日本人で、日本語喋れたら、人気者になるだろうなぁ…と1人納得。

きっとG1を制する外国人レスラーとして、名を残すだろうな…。今年かどうかは、別にして。


 

以前は、あまり好きじゃなかったオカダ君なのだが、最近は結構好きである。

何が以前と違うのか…。


オカダ君の感情丸出しの部分が、好きである。


最後の決めは、どこかやはりオカダ君だろうと思って見てました。


…見てました、が


ドンピシャの切り返しで、ブレードランナーへ

 

思わず声が出る…、というのは、こういう事。

 


参った…。

あんた、凄いよ…。


このオカダが負けた…という事実。




ベルトを手にして、歓喜のジェイを見たら、ヒールとかどうでも良くなって…



1レスラーとしての、歓喜。

キャラ、忘れる。


今の新日で、オカダを倒すという事実。


ジェイ、凄いよ、あんた…




大阪城ホール大会、スルッと流そうと思っていたが、メインにしてやられる。