2月10日 新日本プロレス、2.9大阪大会メイン | 岩丸の携帯日記

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CinemaSoundWorksという会社で
遅延気味な日々を追いかけ記録…(かなり…)

周りの評価は、よくわかりませんが
この「プロレス」好きです。
内藤推しなんで、そう思うのかもしれませんが
 
2.9の新日大阪大会、メインイベントの
内藤哲也 vs KENTAのダブルタイトルマッチ
 
1.5の乱入劇から始まった2人の遺恨決着戦。
 
バックステージの中継での発言
お互いのコメントを意識してのやりとり
SNSを使ったアンチファンと直接の対話
前哨戦は、完全にKENTAペース
…堪能しました。
 
そして、いよいよの本番
大阪城ホール、メインイベント
観客は、11400人
BULLET CLUBの面子を引き連れてのKENTA入場
これは意外でした。
 
入場からヒートアップさせるという意味ではありますが…
ここで、そのカードを切るという事は…
皆を引き連れて来るという事は…
試合は、正々堂々と…やる
そう…受け取りました。
何故なら、
試合前に全員退場させられるのは、わかっているじゃないですか。いざ始まったら試合で見せますよ…というKENTAのメッセージと受け取りました。
 
よく考えたら、そうです。
自信あって当たり前だと。
ヒールとしてクローズアップされてますが
元々は、ノアでGHCのベルトを巻いてた男なんですから…
 
で、試合開始
 
ここから圧巻でした。
正確に図った訳じゃないのでわかりませんが
試合開始から5分近く…何もしない状態
 
 
リングから降りて、客席挑発するKENTA
上がったかと思うとまた降りて
のらりくらりと、内藤を交わします。
 
おおおっ…これは面白い…
このムーブは…
王者になる前、帰国して間もない
1人ロスインゴ時代に散々試合相手に内藤哲也がやった事
 
それを今、逆の立場でやられてる。
内藤哲也だって、ヒールターンして
今のポジションになった男
あの時の自分を…やられてる。
 
内藤が、どう返すのかが、見物!
すると今度は、内藤がリングを降りました。
のらりくらり…かわします(笑)
リング上で、いらだちを隠せないKENTA
 
何もしないで、試合の冒頭5分を
客席沸かして見せる…、凄い(笑)
もうこの時点で、私は…虜です。
 
いざ、交わります。
場外での戦いが続きます。
ドーム級大きさだと伝わりにくいですが
箱の大きさ次第では、観客は湧きます。
 
そして、リング上での戦いへと移行します。
いざ、絡み合って…
面白くない訳がない…
現二冠王者と元・ノアの王者の試合
 
ヒールKENTAに目がいってばかりいると
元ノアの王者という事、忘れてました。
忘れちゃいけません。
 
 
ヒールらしく、レフリー巻き込み
 
すると、試合中にジェイ・ホワイト
お約束通りに乱入します。
怒りに湧く観客
 
すると、BUSHIが助太刀に来ます
かわされます…
あらら…残念…
 
すると、今度は
ヒロムがリング上へ駆け上がります。
助太刀ヒロム、ジェイを場外へと
連れ去ります。湧き上がる観客。
 
喜怒哀楽のある会場
正直…うらやましい…
 
上手く行く時は、何事も良い方向へ行くものです。象徴的だったハプニングは、内藤が流血に至る流れ
 
KENTA、コーナーポストを外す
レフリーに止められ、元にもどされる。
KENTA、別のコーナーポストを外す
物凄い使い方するのかなと思いきや
意外とあっさり
試合は終盤へ
皮肉にも、そこに突っ込み、流血に追い込まれる内藤哲也
 
最近のプロレスでは珍しい流血状態。
ヒールとベビーの構図。
しかし、流血している内藤の顔を見て、ある事を思い出しました。
G・MUTA…みたい…
 
キッチリ決めて、内藤無事防衛
 
 
仁王立ち、どうだった…と内藤
 
 
最後は、予告していた通りに
「あの男」とのシングルマッチを実現に…
高橋ヒロムを呼び込み、若き頃の約束を果たす為のシングルマッチ実現へ
ジュニアとヘビー級、それぞれが王者でいる今が、絶妙なタイミング
 
大阪で行われた、初の「デ・ハポン」大合唱
 
最高に幸せなエンディング
今にして思えば、「デ・ハポン」大合唱が出来るって言うのは、タイミングがあった時だけ
マレな機会って事なんですね。
 
KENTAの行動力を褒め称える王者・内藤
流血おびただしい…
 
思えば、新日の主役になりそこねたベビーフェイス内藤は、ヒールターンして今のポジションへとやってきた。
主流から外れ、反体制側へ身を置き
ファンの気持ちを掴み、王者という主流へ来た内藤が、どういう王者像を作っていくのか、楽しみでしょうがない。
 
KENTAのペースで始まった今回の戦いは、最後の最後に内藤のペースで終わった気がする。
 
最後に…、大役を果たしたKENTAのバックステージ
 
 
何か、また一つ新しい何かをこじ開けられたような気がする…というコメント
このまま、大人しくなってしまうのであれば、残念だと思った矢先
自分を叱咤激励するように…最後のコメント
「また笑われるかもしれないけど、何が言いたいかっていうと、今年は俺の年だっていう事」
 
まだ、続きがある…。
楽しみだ…
…あっせんなよ