2月09日 アオアシにハマる 2 | 岩丸の携帯日記

岩丸の携帯日記

CinemaSoundWorksという会社で
遅延気味な日々を追いかけ記録…(かなり…)

愛媛のサッカー中学生、青井葦人

 
「東京シティ・エスペリオン」ユースから合格通知を受け取った葦人。
春は別れの季節、愛媛を離れ、舞台は東京へと移る。
 
 
まだ高校生ですが、家族と別れます。
女手1つで、水商売をしならが葦人を育てた母
葦人にサッカーを教えた兄
サッカー部の皆…
皆の恩に報いるためには、プロになる。
そう決心し、東京へ行きますが…
母の様子がおかしい…。
葦人を避けるようになる…
 
「大事な事は目を見て話せ!」そういう母
葦人が、話をしようとするたびに、母は話をそらす…
見送りにも、いかない…
 
ここからネタバレです。
ちょっとでも興味あるかたは
実際に読んで下さい。
読んだ方…わかりますよね。
 
 
 
駅で、兄に渡された小包
母さんから預かった・・・と。
開けると、通帳、キャッシュカード、そして手紙…
餞別として、新しいスパイク…
通帳には、20万
ずっと、スパイク買ってやらんで、ごめん・・・という言葉
 
手紙は続きます・・・。
 
「お金のこととかだけど、あたしはあんたの母親なんだから
あんたがやりたいことを支えるのは当たり前だし、
大変だとは思わない。
 
でも、そうでない人達。
あんたを応援して押し上げ、
支えてくれるたくさんの人達。
今までも出会ってきたはずだし
東京でもたくさん出会うと思う。
 
その人達への感謝を持ち続けなさい。
 
最後に
 
あたしは、サッカーのことがよくわからない。
 
あんたがサッカーうまかろうとへただろうと、
プロになろうとなるまいと、
 
あたしには関係がない。
どうでもいい。
 
そんなんなくっても、
あんたはとっくに、あたしの誇り。
あんたが生まれた時からずっとそう。
 
それだけは絶対に忘れないで。
 
ケガをしないで。
とにかく元気で。
あんたが大好きなサッカーを、
一生懸命やりなさい。
 
        母」
 
 
入寮し、葦人を待っていたのは
葦人と同じくセレクション合格組の橘と大友
そしてJrユース昇格組9名
入団式に遅れてきた唯一のスカウト生は、暴走族上がりの富樫
 
ユースを率いるのは福田達也監督、34歳
高校からJ1の東京シティ・エスペリオンへ入団
日本代表にも選ばれ
スペインのリーガ・エスパニョーラへ移籍
世界へ駆けあがるも怪我を抱え、
その後は、メキシコ2部~パラグアイ2部へと。
 
「ジャイアントキリング」のタッツミーが、やさぐれた感じ(笑)
 
葦人達は、ユース2軍のBチームからスタート。
 
天才サッカー少年でもない葦人のサッカー人生が始まる・・・。