来週Mixを行う作品の、効果アフレコが本日の作業。
台詞を後から画面に合わせて収録するのが、いわゆるアフレコ。
それの効果音版。
生音などといったりもする。
映画「ラジオの時間」で藤村俊二さんがやっていた事といえば、わかる人にはわかるかな。
その作業の為、ブースに入った。
必要とされる音を画面を見ながら、作り出して行く。これ、職人芸のひとつだと思う。しかし残念な事に、私はそんなに得意ではない。上手い人になると、そのカットどころか、シーンいっばい…いやシーンをまたいで、どんどん行ってしまう。
昔は、ダビングやりながら、効果アフレコも同時にやっていたという話を聞くと、ただただ感心するばかりである。
効果担当の瀬谷さんの指示のもと、小宮くんと二人で入れ代わり立ち代わり、進めていく。
これ、端から見たら絶対面白いと思うけど、絶対見せたくないところ。
地面の足音、床の足音、人が動く音、どんどん作業は進んでいます。
引きずる音、叩く音…?
ちょっと小宮くん、強く叩きすぎだって…。
自転車をこぐ音…?
ちょっと小宮くん、君自転車通勤してるよね、持ってきて!。大丈夫大事に扱うからさぁ(笑)。
食べる音、お腹が脹れる音…!?
お腹が脹れる音!?
…。
……。
………。
そうして作業は進んでいます。
進めます。
進まなければ…。
お腹が脹れる音…。
お腹…。
脹れる…。
ぐるぐる、ぐるぐる、ぐるぐる・・・・・・・・。