「外から見ると素晴らしい価値は?」
公益社団法人三浦青年会議所の講師例会
「三浦における新たな海業の可能性」に出席しました。
講師は、デロイト・トーマツ・コンサルティング執行役員の高柳良和様。
三浦市では、「海業」発祥の地として、水産業周辺の産業との相乗効果による水産振興、地域活性化を目指しています。
今例会では、地域振興や官民連携、さらにはブルーエコノミーについて専門的知見のある講師をお招きして、
観光に閉じない海を活用したビジネスモデルを学ぶことで、地域課題を解決するためのリーダーとして三浦市での新たな産業創出の可能性を見い出そうとするものです。
① 観光を基軸とした地域の価値向上に向けて
○独創性あるコンセプト=旗を打ち出し(テーマ・特徴付けし)、
域内合意の上で新たな域外賛同者を惹きつける地域づくり・地域課題解決が有効。
○「地域オーガナイザー(観光の調整役)」が地域内外のブレーヤーを結集させ、体験価値を磨き上げていく。
○まち全体が一体となり、サービスコンセプトを高純度で体現(=テーマパーク化)
○旅行客をその世界観に浸らせ、地域内循環を促進
② 地域資源である「海」を活かした地域の価値向上に向けて
海の経済的・社会的・環境的価値は大きく、ブルーエコノミーの市場規模は世界的に約230兆円、将来2030年には500兆円(国内28兆円)が見込まれています。
○世界的な要請に基づく「ブルーエコノミー」推進の必要性 →
海洋資源の持続的活用と経済発展を同時実現する「新たな経済圏」を構築していく
○ブルーエコノミーに貢献する新たな地域像= ブルーシティ、海上都市開発