本日より「神奈川県議会 第3回定例会」が開会しました。
12月19日まで102日間の長丁場となります。
本会議では、一般・特別会計合わせて3億6400余万円の補正予算案ほか
条例制定等14議案が上程され、知事提案説明が行われました。
補正予算案の内容は、前回の予算編成後の状況変化を踏まえて、
早急に対応する必要がある事業について、措置することとしています。
AI活用の災害対応支援として、大規模災害時における職員の意思決定や作業を支援するため、膨大な情報を整理・分析する
データ統合連携基盤にAIを組み込みます。
情報をAI「大規模言語モデル(LLM)」が整理することで、法解釈やガイドライン、国の通知、支援物質や医療支援等の最新情報が一目でわかるようになり、
職員の業務効率化、負担軽減に繋げます。
また、「GREEN×EXPO 2027」出展に向けて、
庭園や展示施設の設計及び工事を実施するとともに、
屋外演出及び屋内展示の企画・制作を行うため、継続費を設定します。
また、運転免許センターにおいて、令和7年8月からキャッシュレス化を進めることに伴い
自動決済機を導入するため、債務負担行為を設定します。
さらに、交番勤務の警察官及び機動隊員の暑さ対策、熱中症対策として、
耐刃防護衣に対応した空調ベストを整備するため、債務負担行為を設定します。
このほか、中小企業資金会計として、県内小規模企業者等の設備投資意欲の増加に対応するため、
(公財)神奈川産業振興センターが実施する設備の割賦販売及び
リース事業に対する貸付金を拡大します。