昨日、ネッスー代表の木戸優起様より、三浦市の実証実験についてご説明いただきました。
三浦市は、フードバンク兼業型ネットスーパーを展開するネッスー株式会社と連携して、
寄付金を財源に市内の規格外野菜を子ども食堂や貧困家庭に無償提供する
実証実験を実施しました。
三浦市の農家さんでは、価格の暴落や規格外などを理由に出荷されずに廃棄されてしまう野菜があり、
その処分や有効活用等が永年の課題となっていました。
三浦市農業協同組合は、大量に発生する野菜の有効活用として、
農家と協力してフードバンクに寄付するなどしていましたが、
ニーズが拾いきれていないことや、多額の物流費がかかるといった問題を抱えていました。
そこで実証実験では、総合包装メーカーの株式会社トーモク様から受けた
企業版ふるさと納税500万円を活用して、
農家・農協・市場卸売事業者・ネッスーの4者を連携させて「つながる、おやさい便」の仕組みを構築したものです。
実証実験は1月中旬から3月中旬まで行われ、三浦市社会福祉協議会を含む全国99団体に、
ダイコンとニンジン5,100箱が届けられました。
https://www.nessu.co.jp/