本日「神奈川県議会 第一回定例会」が開会しました。
来年度予算を決める予算議会で、3月25日まで42日間の会期となっています。
冒頭に永田てるじ議員逝去報告があり、弔詞贈呈を議決、
続いて平野議員及び武井副知事から追悼演説が執り行われました。
県は令和六年度一般会計当初予算案として、
2兆1,045億円（前年度92.2％）を計上しました。
今回の予算案のテーマは、新かながわグランドデザインの施策を推進するための予算。
子ども子育てへの支援、脱炭素社会に向けた取組み、当事者目線の障がい福祉の実現、
「災害に強いかながわ」に向けた取組み、さらには
県民目線のデジタル行政でやさしい社会の実現等に注力しています。
最重要の政策として、子ども施策の充実があります。
少子化傾向の反転には、複合的な要因に対処する必要があり、
結婚から出産、育児まで切れ目ない支援を用意しました。
＜令和6年度一般会計当初予算 主な事業＞
【子ども・子育て支援】
○妊娠・出産支援の強化（3億6263万円）
○私立高校などの生徒への学費補助拡充（43億9425万円）
○「手ぶらで保育」の推進（3億3224万円）
【教育の充実（不登校対策・教員働き方改革等）】
○校内教育支援センターへの支援員配置（1億2249万円）
○フルインクルーシブ教育実現への取り組み（685万円）
【未病改善と医療・介護施策の推進】
○認知症施策推進体制の拡充（1239万円）
○救急医療相談 ＃7119の全県展開（3億1175万円）
【神奈川の魅力づくり】
○マグネット・カルチャーの取り組み（2億9714万円）
○インバウンド向け一元的対応窓口の設置（5500万円）
【経済・産業活性化】
○仕事と育児・介護などを両立できる職場環境備の促進(1億7760万円)
○中小企業の生産性向上に向けた支援（60億4,048万円）
○中小企業などへのデジタル化支援（1億3630万円）
【脱炭素社会の実現】
○中小企業の脱炭素化の取り組みへの支援（13億8101万円）
○県有施設への太陽光発などの導入（27億8100万円）
【共生社会の実現・生活困窮者支援】
○県立障害者支援施設の方向性ビジョンに沿った取り組み(1億2292万円)
○地域生活移行に向けた受け皿の確保（7億6129万円）
○困難な問題を抱える女性への支援（7682万円）
【安全で安心して暮らせる神奈川】
○能登半島地震を踏まえた緊急災害対策（1億3593万円）
○性犯罪・性暴力被害者支援のための証拠採取などの体制整備(7358万円)
【デジタル行政の推進】
○神奈川版ライドシェアの推進（3千万円）
○道路・河川台帳などのデジタル化（11億5526万円）
【その他】
○県本庁舎セキュリティー対策（9360万円）
等…
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