自民党神奈川県議団 農政環境グループによる森林土木事業現場視察を実施しました。
視察箇所は2箇所、箱根町宮ノ下「蛇骨川下流治山工事」と山北町平山地内「酒水の滝下治山工事」でした。
「蛇骨川下流治山工事」は、令和元年10月12日の東日本台風(19号)による豪雨の影響で、新林で山腹崩壊が発生し、多量の土砂が下方の箱根登山鉄道まで達し通行不能となりました。
崩壊地は、国道1号線から蛇骨沢と鉄道を越えなければ辿り着かない急峻なところであるため、重機や資材の搬入が難しい条件でしたが、
観光地であり、早急なる鉄道復旧が求められて、約9ヶ月のスピードで工事が実施されたものです。
「酒水の滝下治山工事」は、令和3年7月及び4年9月の大雨災害によって治山施設及び山腹崩壊、土砂流出の被害を受けての復旧工事です。
周辺に名勝「酒水の滝」もあることから、森林の崩壊拡大防止と保全のため、迅速に実施されています。