「神奈川県水産技術センター」を
横浜市金沢区選出の大村悠県議と視察させて頂きました！
「磯焼け」対策の切り札となる、早熟カジメやキャベツウニの見学、
またマグロに含まれる抗酸化物質「セレノネイン」についての研究結果
の説明を受け、試食もさせていただきました。
「磯焼け」は、海水温の上昇等によりウニやアイゴなどが増加し、
近年相模湾沿岸部では海藻類を食い尽くしてしまう状況が深刻化しています。
磯焼けが発生した海域では、アワビやサザエなど水産資源が減少し、
漁業に大きな影響を与えています。
県は早熟カジメを繁殖させたり、駆除対象である厄介者
ムラサキウニを養殖することで、対策に取り組んでいます。
「セレノネイン」は、強い抗酸化に加え、高血圧や生活習慣病、疲労抑制、美容など
多くの機能性が認められる物質です。
神奈川県と聖マリアンナ医科大学、国立研究開発法人水産研究・教育機構が連携し、
セレノネインの含有量が高いマグロの摂食によるヒトの未病改善への有効性を
検証する共同臨床研究が行われています。
