県議会代表質問初日 | 石川巧オフィシャルブログ「すべては三浦のために」Powered by Ameba

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一期一会を大切に、神奈川県議会議員石川たくみのブログです。
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本日は神奈川県議会本会議「代表質問」初日。
 
自民党から長田進治団長、補助者に市川和広議員が登壇しました。
 
 
 
冒頭に「知事の3期12年間の総括と今後の決意について」
質問がありました。
 
 
黒岩知事が神奈川県政に登場したのは、平成23年のこと。
折しも東日本大震災により我が国が未曽有の危機に瀕した中で
知事に就任されて以来、様々な問題に果敢に対処してきました。
昨年末、「かながわ自民党」は知事の3期12年の県政を検証した上で、
来る県知事選に向けて推薦することを決断し、4選出馬を要請しました。
そこで改めて、黒岩知事自身、この12年間の県政をどのようにとらえているのか?
また次期の県知事選挙に向けてどのような考えなのか?、
この県議会という公式の場でお答えいただきたい、との質問でした。
 
 
黒岩知事からは…、
 
知事就任以降、「いのち輝くマグネット神奈川」を旗印に、
県民の命を守り、輝かせることを目指して県政運営に取組んできた。
そして政策の立案・実行に当たっては、徹底した県民目線に立ち、
県民の皆様と対話を重視するとともに、外部人材の活用や革新的な技術によって、
新たなビジネスモデルを発掘し、市場や産業の創出につなげることに注力してきた。
未病の改善と最先端医療技術の追求という二つのアプローチを融合させることにより、
健康長寿を目指すヘルスケアニューフロンティアこそ、こうした取り組みを象徴する政策である。
その拠点である川崎市殿町地区には、世界最先端のヘルスケア関連産業が集積し、
千社を超える未病産業研究会の会員企業による新たな商品やサービスが誕生するなど様々な成果も出ている。
 
障がい者福祉の分野では、障がい者の皆様の命を守り、輝かせるには何が必要なのかについて、
障害当事者との対話を積み重ね、検討を深めることで
「当事者目線の障害福祉推進条例~ともに生きる社会を目指して」の制定に繋げることができた。
 
一方、東日本大震災直後に知事に就任し、災害廃棄物の受け入れや度重なる台風被害、
津久井やまゆり園事件など様々な危機事象に対処してきたが、
そうした中で最も困難を極めたのが、新型コロナとの戦いである。
ダイヤモンドプリンス号にはじまるこの未知のウイルスとの戦いは、まさに暗中模索の連続だったが、
それでも40を超える「神奈川モデル」を生み出すなど、
全国をリードするコロナ対策を実行することができた。
これまでの県政運営を振り返ると、様々な政策を実行し、
危機事象にも的確に対処してきたと自負しているが、
その背景には県議会の皆様の力強い支えがあったからこそ。
ただこの3年間、コロナ対策に集中する中で、
予定通りに取り組めなかった政策課題があったことも事実である。
同時に、今後の県政運営を見通すと、 脱炭素や少子化対策などの喫緊の課題に加え、
自然災害への対応や道路等のインフラ整備など、
県民生活に直結する施策にも積極的に対応していかなければならない。
国際情勢の緊迫度が増し、経済状況の先行きも不透明な中、
これらに的確に対処していくためには、これまで以上に行政運営の継続性が求められるとともに、
デジタル革命含めた事態の進展に対応して、行政のあり方の根本的な変革を迫られている。
こうした状況をふまえ、これまでの経験と蓄積を活かしながら、
徹底した県民目線で「いのち輝くマグネット神奈川」のさらなる実現を目指していきたい。
そして県政のあり方を、県議会の皆様・県民の皆様とともに議論していきたい。
そうした思いで、次期県知事選挙への立候補を決意した次第である、との答弁がありました。
 
 
 
長田進治議員の質問項目は下記の通りです。
 
1.知事の3期12年間の総括と今後の決意について
 
2.県政の未来に向けた施策について
 (1)県税収入の見込みと当初予算編成の考え方について
 (2)豊かな神奈川づくりに向けた総合計画のあり方について
 (3)感染症法の位置づけの変更など新型コロナウイルス対策の出口に向けた対応について
 (4)全庁コロナシフト見直し後の執行体制について
 (5)脱炭素社会の実現に向けた取組について
 (6)本県が目指すデジタルトランスフォーメーション(DX)の方向性について
 (7)子ども・子育て施策の充実について
 
3.県民生活に直結した取組について
 (1)神奈川県当事者目線の障害福祉推進条例の基本計画の策定について
 (2)中井やまゆり園の再生に向けた取組について
 (3)急傾斜地崩壊対策について
 (4)特殊詐欺対策の更なる強化について
 
4.本県の活力を生む施策について
 (1)ヘルスケア・ニューフロンティア政策を進める意義について
 (2)新産業の創出・育成に向けた科学技術イノベーションの推進について
 (3)本県における地方創生の取組について
 (4)サイクリングロードを活用したサイクルツーリズムの推進について
 
5.県政の重要課題について
 (1)神奈川県総合リハビリテーションセンターについて
 (2)県立総合療育相談センターの今後のあり方について
 (3)困難を抱える子どもへの対応について
 (4)教員の確保について