「海上自衛隊 観桜会」にお招きを頂きました。
会場は横須賀の田戸台分庁舎で、横須賀鎮守府司令長官の宿舎として大正2年に完成し、終戦までに31人の歴代司令長官が、戦後は9人の在日米海軍司令官等が居住しました。
次期「海上幕僚長」となる酒井良 横須賀地方総監のご挨拶では、ウクライナ情勢にも言及されました。
「…欧州では、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻というヨーロッパでの安全保障の危機に直面しております。
日本においても、これは決して対岸の火事ではなく、周辺には力によって政治目的を達成しようとする国が複数ございます。
本日このように観桜会を実施できますのも、日本社会が平穏で平和であるからでありまして、
私たち海上自衛官と致しまして、この平和な社会を今後も継続させるよう、我が国の防衛にしっかりと取り組んでまいりたいと思います。
また今年は、海上自衛隊創設70周年を迎えます。
7月下旬には横須賀芸術劇場で式典を、秋には国際観艦式を実施する予定でございます。
引き続き皆様の温かいご支援ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。…」
田戸台分庁舎は、昭和44年から防衛庁に移管され、海上自衛隊横須賀地方総監部の管理となり、桜開花時期と12月には一般公開日が設けられています。
