本日神奈川県議会「総務政策常任委員会」採決日、
付託された議案は全員賛成で可決され、19時26分に委員会終了しました。
私からは「三浦半島魅力最大化プロジェクト」について質問しました。
プロジェクトの一環として、県は
「小網代湾海底熟成ワイン」を支援しています。
昨日13日に約1700本のワインボトルを沈める作業が始まりました。
海水が適温(15度程度)のこの時期から半年ほど寝かせて引き上げるそうです。
私からは、このプロジェクトのような自ら危機感を持ちリスクを負って、
地域で活躍するプレーヤーと連携し活性化していくことが大切であり、
今後も地域の活動に対し、財政面含めて支援していくよう要望しました。
ワインプロジェクトに取組んでいる、小網代観光振興活性化検討協議会は、
小網代区・三浦市観光協会(油壷支部)・みうら漁協・油壺観光企業組合で構成されており、
京急グループの三崎観光を窓口に地域活性化に取り組んでいます。
県としての支援は、ワインを熟成させるためのじゃ籠設置について
三崎漁港区域内水面一部占用の許可をしたこと、
また、使用するワインについては、横須賀三浦県政総合センターが
仲介して横須賀市の事業所から入荷することになったそうです。
ワインボトルを沈める作業は漁業者が担い、ワインコルク部を蜜ろうで塞ぐ作業は、
三浦市社協の障害者就労支援センター「どんまい」
の利用者の皆様が担っており、地元の雇用創出にも繋っています。
将来的に、海底熟成ワインの一般販売や三浦市ふるさと納税の返礼品など、
三浦の新たな特産品にすることで、地方創生や共生社会の実現を目指しています。