「私たちの旅はまだ続きます。逆境を乗り越え自らの可能性を信じる
パラリンピアンの躍動が始まります(東京パラリンピック8月24日開幕)」
「アスリートの皆さん、世界の皆さん、またお越し頂ける日を待っています。東京でお会いしましょう」
コロナ禍の厳しい状況にあって、205の国・地域そして難民選手団約11,000人が参加しました。
オリンピックホスト国としての責任を担い、
開催を切望するアスリートの気持ちに寄り添い、
とても難しい大会運営であったと思います。
国際社会において日本国が名誉ある地位を占め、信頼を得続けていくためには、
精一杯の努力で開催することが、世界に対し
そして選手に対して開催国日本の責任だったのだと信じています。
「こんなにも素晴らしい五輪を困難な状況で開催する日本、
東京のみなさんに感謝申し上げます。おもてなしに心を打たれています」
ノルウェーオリンピック・パラリンピック委員会ヒョル会長
「このオリンピックを開催することは非常に困難でしたが、私たちは勝利しました」射撃女子ジョージア代表 ニーノ・サルクブゼ選手(9大会出場)
「素晴らしい仕事をこなす日本に感謝したい」イギリス ジョンソン首相
代表選手の皆さんは、小さい頃からオリンピックを夢見て、
長い間苦しい練習に耐え心身を鍛え、厳しい競争を勝ち抜いて
国・地域を代表するオリンピック出場を勝ち取られました。
そして競技を通じて、世界中の人々に感動とスポーツの素晴らしさ、
そして人間の無限の可能性を示し、
パンデミックを生き抜くための明日への希望と勇気を与えてくれたのです。
選手の皆様の並々ならぬ努力に敬意を表しますとともに、
メダルを獲った選手も、そうでなかった選手も、心から祝福したいと思います。
NHK『東京オリンピック閉会式』より