働く世代の本県への移住促進について | 石川巧オフィシャルブログ「すべては三浦のために」Powered by Ameba

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一期一会を大切に、神奈川県議会議員石川たくみのブログです。
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本日は神奈川県議会本会議「一般質問」一日目。

自民党から武田翔議員、芥川薫議員が登壇しました。


芥川議員から「働く世代の本県への移住促進について」質問がありました。
コロナ禍により、テレワークはじめ「新しい働き方」が社会に浸透してきており、
これに伴い、住む場所についても職住近接の意識が薄れ、多様な価値観や
ニーズに応じて人々の選択肢が広がっています。
今後、アフターコロナでも「新しい働き方」は定着していくものと思われます。
神奈川県では、昨年の4月以降、東京都からの転入超過が続き、
この流れを捉え、県では有楽町の「ちょこっと田舎・かながわライフ支援センター」
での移住相談に加え、昨年度から共用型サテライトオフィス整備や
ワーケーションなど二拠点居住や移住に繋がる取組を行う市町村への補助、
さらには市町村と連携した関係人口の創出や起業家の育成などの取組みも進めています。
今後、働く世代の移住を促進していくためには、若い世代のニーズに合致した
神奈川の「強み」を打ち出していくことが大切です。
コロナ禍における「新しい働き方」が社会に浸透する中、
働く世代の移住をさらに促進するため、今後どう取り組んでいくのか?
知事に見解を問いました。


黒岩知事の答弁では…、

コロナ禍の新しい働き方の普及にともない都心在住の働く方々の居住地を選ぶ条件は
大きく変化しており、選択の幅が以前より広がっている。
ちょこっと田舎かながわライフ支援センターにおける移住相談をみても、
20代から40代の相談件数は昨年は596件と、前年度の1.7倍増加している。
都心からの移住先として神奈川を検討する方が増えていることがうかがえる。
県として、こうした流れをしっかりととらえ、働く世代の移住を促進するために、
神奈川の持つ「強み」を充分に活かし、働く世代に響く
「かながわライフ」の魅力を効果的に発信していくことが重要。

本県は都心からのアクセスに優れるとともに、
海・山・川など豊かな自然に恵まれており、
スポーツやレジャー、農業体験など多様な楽しみ方を満喫できるだけでなく、
自然の中で子育てしたい、という声にもこたえることができる。
県では、こうした「かながわライフ」の魅力を紹介するPR動画を作成、公開しており、
これまでに、約138万回視聴され注目をあつめている。

今後はこうした動画に加えて、
県内各地域の様々な自然や暮らしの魅力とテレワーク拠点の案内情報等を合わせて紹介する
ウェブサイトを創設し、「かながわライフ」の魅力をアピールしていく。
このサイトでは、鉄道路線に沿った生活圏ごとに働く環境と
地域の魅力的な情報をまとめることで、
将来の生活をイメージできるような工夫をする。
またより多くの方にアクセスをいただけるよう、
テレワークで働く方向けにネット広告を配信するほか
テレワークを実施する都心の企業に直接アプローチするなど
サイトの利用を働き掛けていく。
こうした取り組みを通じて働く世代に地域の魅力に触れてもらい、
何度も足を運んでいただくことで
二地域居住や移住を促進していく、とありました。



以下、武田議員、芥川議員の質問項目になります。


〈武田翔議員の質問項目〉
1.コロナ禍における諸課題について
 (1)ポストコロナ時代における事業承継支援について
 (2)県立病院におけるWi-Fi環境の整備について
 (3)コロナ感染時の医療的ケア児への対応について

2.県政の諸課題について
 (1)今後の障がい者支援のあり方の検討について
 (2)男性職員の育児休業の取得促進について
 (3)生活困窮世帯の子どもたちに対する進学支援について
 (4)篠原園地の保全について


〈芥川薫議員の質問項目〉
1.県政の諸課題について
 (1)都市計画道路・座間南林間線の整備について
 (2)県営水道事業の広域連携について
 (3)家畜伝染病対策について

2.災害対策について
 (1)県立学校における防災訓練について
 (2)消防団の機能維持について

3.コロナ禍における県の取組について
 (1)働く世代の本県への移住促進について
 (2)マスク飲食実施店認証制度について