2019年3月オープンした「気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館」は、
被災した宮城県立向洋高校の跡地に併設されました。
高校生ボランティアにガイドをしてもらいました。
彼は10年前には階上小学校の2年生。
防災教育の盛んな地域のはずですが、震災当時は、
地震が起きたら津波が発生するとは想像出来なかったそうです。
詳しく丁寧にそして当事者意識をもって説明してもらい、
まさしく次世代に伝え続けていく、伝承のあるべき姿を彼が体現していました。
気仙沼市では、死者1,043人、行方不明者214人が犠牲になられました。
私は3.11当時、社団法人三浦青年会議所の理事長を務めており、
悩んだ末出した答えが、まぐろ漁船に支援物資を積んで、
気仙沼港に届ける「三浦三崎 海からの支援隊」への参画でした。
本当に多くの皆様のご支援ご協力により、
30トンもの物資を陸路の絶たれた被災地に届けることが出来ました。