神奈川県議会「経済・産業振興特別委員会」が開催されました。
私はこの1年間、副委員長として田中徳一郎委員長の補佐を務めてきました。
自民党の桝晴太郎議員から「企業誘致施策の取組みについて」の質問がありました。
神奈川の企業誘致支援施策『セレクト神奈川NEXT』は、
大企業の誘致だけでなく、県内企業の再投資や中小企業向けの支援を拡充し、
さらに横浜や川崎に集中する地域偏在解消のため、
横須賀・三浦と県西地域に限って補助対象を拡大した「地域振興型産業」を設置しました。
市町の意向調査等から、食料品と飲料の製造業を新たに対象としたものです。
横須賀三浦地域における平成16年度からの企業誘致実績は20件で、全県の3.4%。
全地域595件(横浜37.5%、湘南地域16.6%)と比較すると少なく、地域偏在は明らかです。
そして新たに設置した「地域振興型産業」補助の実績はいまだ0件。
ただし、現在1件の事前相談を受けているそうです。
企業は、立地検討に当たり、いろいろな要素を勘案して決定します。
いままでの案件では工場等適地の条件に合わなかったとのことですが、
当該地域の企業誘致について一層案件を増やす努力をしていく、との答弁がありました。