神奈川県知事より新型コロナウイルス感染状況のステージについて、メッセージが発信されました。
「本県の感染状況については、昨日、検査陽性率のモニタリング指標がステージⅢの基準である10％を超え、すべての指標が、県の指標による「ステージⅢ」の状況となりました。
さらに、いくつかの指標については、県の指標による「ステージⅣ」の基準も超えています。
それを踏まえ、本日、西村担当大臣とも調整し、「本県は、県の指標による『ステージⅢ』の状況にあり、『ステージⅣ』に近づきつつある」との認識を共有しました。
県民の皆様には、改めて、感染防止対策の徹底にご理解とご協力をよろしくお願いします。」
県はこれまで、ステージⅡ（漸増）の状態のまま「ステージ３警戒宣言」を発出していました。
30日に示したモニタリング指標では、数値基準のある6つの指標すべてで「ステージⅢ」の目安を超えたのです。
県はモニタリング指標に基づくモニタリングを行っており、患者の増加傾向等の推移を踏まえて、感染状況のステージを総合的に判断しています。
警戒ステージについては横浜・川崎・相模原の政令市とも認識を共有しました。
〈12月29日現在のモニタリング指標〉
（１）病床のひっ迫具合…病床利用率、重症29.50%、中等症（軽症を含む）28.23%
（２）療養者数…人口10万人当たりの療養者数の推移、32.3人
（３）ＰＣＲ陽性率…検査陽性率、11.97％
（４）新規報告数…新規感染者数の推移（人口10万人当たり・週合計）31.00人
（５）直近１週間の先週との比較…直近2週間における増加率 143.69%
（６）感染経路不明の割合…感染経路不明率 57.87%
（７）クラスターの発生状況…クラスター未終結施設の状況、81施設
