神奈川県議会「コミュニティ特別委員会」県内調査で
「男女共同参画センター横浜」を視察しました。
男女共同参画推進拠点施設として1988年に開館され、現在職員は約50名います。
橋本聖子女性活躍担当大臣が就任して一番初めに視察に来ており(10月17日)、
31年前の設立時には先駆的な施設として、女性に優しい低い段差(蹴り上げ高さ16cm程度)の階段や
男性トイレにオムツ替えベッドの設置等の配慮がされています。
横浜市の第4次男女共同参画行動計画4つの重点施策として、
①働きたい・働き続けたい女性への就業支援
②困難な立場にある男女への支援
③男性中心型労働慣行の見直しによる男性やシニアの育児・家事・介護等の参画
④社会基盤全体及び庁内体制強化
を掲げる中で、③までを実施する拠点となっています。
センターの具体的な取り組みは、下記の通りです。
◯情報事業(ライブラリーや資料の展示、提供等)
◯調査研究・事業開発事業(起業家育成→210名・非正規職シングル等)
◯相談事業(性差別・DV・自助グループ支援等)
◯広報啓発(HPやSNS、啓発誌『フォーラム通信』、講師派遣等)
→クラウドファンディングで児童書『アリーテの姫』を復刊(120万円)、市内小学校に配布
◯講座事業(就業支援・ワークライフバランス支援・心とからだセルフケア・女性への暴力防止と被害者支援・くらしと表現支援・女性の視点に立った防災関連事業)