「令和元年度三浦半島地域広域幹線道路整備促進期成同盟 総会」
に参与として出席しました。
総会の議長は、三浦市議会草間道治議長が務めました。
本同盟の要望活動において、大きな成果があがってきています。
いよいよ来年令和2年度には、圏央道の一部を構成する
「高速横浜環状南線」「横浜湘南道路」の開通が予定されます。
横浜環状南線と横浜湘南道路が完成することで
三浦半島へのアクセスは大幅に向上、埼玉、茨城、栃木の観光客が車で
八景島や三浦に来やすくなります。
また沿線住民にとっても、山梨や長野への車移動が行きやすくなるでしょう。
防災面では「リダンダンシー(非常時に備えてネットワークなどを多重化させている状態)」が重要です。
複数の経路にアクセスできることでネットワークが強くなりますので、
道路整備は非常に意義があるのです。
どちらの道路も区間の約7割がトンネルということで、難航かつ長期の工事となりましたが、
それもついに来年度完成ということで、三浦縦貫道路の延伸とともに、
三浦市のネットワーク発展が大いに期待されています。
三浦半島地域広域幹線道路整備促進期成同盟は、
三浦半島地域の横須賀・鎌倉・逗子・葉山・三浦の行政、
議会及び民間団体が一堂に会し、国をはじめ関係機関に対し
道路整備促進を要望する組織です。
〈令和元年度三浦半島地域広域幹線道路整備促進期成同盟 要望項目〉
1. 三浦半島地域から主要高速道路へのアクセス向上のため、高速横浜環状南線及び横浜湘南道路の早期整備を図ること。
2. 三浦半島中央道路、三浦縦貫道路Ⅱ期区間及び都市計画道路西海岸線の早期整備を図ること。
3. 三浦縦貫道路、本町山中有料道路及び逗葉新道の料金体系を見直し、引下げを実施すること。
4. 国道357号の都市計画決定区間(横浜市八景島ー横須賀市夏島町)の早期整備及び南下延伸区間の早期具体化を図ること。
5. 横浜横須賀道路の(仮称)横須賀PAスマートインターチェンジ整備を支援すること。
6. 海岸線(逗子海岸)の自然景観を復元するため、国道134号の地下化の実現可能性について研究すること。
7. 強靭な幹線道路ネットワークと安全・快適に利用できる道路の着実な整備に必要な財源確保と予算枠拡大を図ること。