「三浦商工会議所 賀詞交歓会」に出席し、祝辞を述べさせていただきました。
第二部ミニ経済講演会では、かながわ信用金庫平松廣司理事長より
テーマ「今年の景気と経済の予測」としてご講演を頂きました。
平松理事長の私見では、今年の経済成長率は 0.5%〜1.0%程度で低め、
日経平均株価18,000〜23,000円、為替105〜120円、
国内企業は堅調を持続し、円安・株高基調を予想しています。
我々金融機関では低金利に苦慮しており、
企業としても今のところ良いが、低成長経済は繁栄をもたらさず、
長く続けるのは良くないと思う。
今年10月導入の「消費税」の影響は、2%のみの増税であることや
軽減税率や支援策（住宅・自動車・カード決済・教育無償化）
の対応で反動は少ないと考えている。
今後オリンピック後まで見据えた景気について、
三浦市では近年の土日の観光客数等からみて
まぐろを中心とした経済で景気の落ち込みは少ないと考え、悪い材料が少ない。
東京オリンピックの経済効果は29兆円といわれているが、さらなる上乗せが期待される。
その経済堅調を予想する根拠は、経済循環。
「クズネッツサイクル（建設投資）」と「コンドラチェフサイクル（インフラ投資）」が
ちょうどオリンピックと万博に重なる。
（→ 1970年から25年、1964年から56年）
2025年までは景気の波は緩やかに続くことを期待している。
