「多死社会を迎える日本〜より良き療養期を過ごす為には
その先の『幸福な最後』を迎える為に社会はどのようにあるべきか」勉強会に参加しました。
地域包括ケアや社会保障等について、TBS『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』出演、在宅医療に取り組む高瀬義昌先生や日本総合研究所 西沢和彦先生、
そして金融界から医療介護業界に取り組む内山昌秋会長等各業界の識者から学びました。
高齢化の進展に伴い2030年には年間死亡者数が160万人を超える多死社会を迎えます。
単身者が増えて行く中で、病床数の削減、
労働人口の減少による介護の担い手不足、年金受給額の抑制、
医療保険や介護保険の自己負担増など…
国民を取り巻く環境は、 今後確実に厳しさを増していくでしょう。
そのような中、国民一人ひとりが自分らしく「幸福な最後」を主体的に選び、
迎えるためには、医療や介護と言った既存の社会保障に留まらず、
地域のコミュニティ、個々人の働き方やそれを支える企業のあり方など、
社会の仕組み全体の変革が迫られています。
また我々国民の死生観・価値観・人生観をも問い直す時期に来ているのかもしれません。
このような認識に基づき、今回の勉強会では、多死社会を迎える今後の社会のあり方について、政治・行政・医療・金融・文化・まちづくりなど
多方面の専門家の方々と議論を深めました。