「できない理由ではなくできる方法を考える市役所」
広島東洋カープキャンプ地(天福球場)として有名な、
日南市 崎田恭平市長(39歳)を表敬訪問しました。
崎田市長は元宮崎県庁職員で2013年に33歳で市長就任しました。
クルーズ船誘致(油津港)といった観光政策やシャッター商店街の再生で実績を重ね、
安倍晋三首相の所信表明演説の中でワクワクする地方創生として紹介されました。
「日本一企業と組みやすい自治体」として、
民間との連携を推進、JALと組んでFacebookで世界100万人以に観光PRを展開したり、
遊休スペースを貸借するwebサイトで市長室を時間貸しする企画を立案しました。
日南市の魅力を市外に発信や雇用拡大のために「マーケティング専門官」を公募。
リクルート等でネットビジネスに関わっていた田鹿倫基氏が就任し、
日南市テクノセンター内にインキュベーション室を、
「油津赤レンガ館」には仕事ができるコワーキングスペース「創客創人センター」を設置するなど環境整備を行い、
地場産品の市場開拓や企業誘致等雇用拡大のために積極的に取り組んでいます。
また油津商店街の活性化を目的に、2014年、月収90万円でテナントミックスサポートマネージャー全国公募し、
空き店舗に29店舗(そのうちIT企業10社)もの誘致に成功しました。
さらに2017年、飫肥地区の再生にもまちなみ再生コーディネーターを招聘し、
油津の成功を礎に再生に取り組んでいます。
民間人材の誘致について崎田市長は、
「単なる提案者ではなく、地元に住みながら計画を実行していくプレーヤーであることに意味がある」として、
公募の条件に任期四年間の移住を義務づけ、たこと、「日南バディ」といわれる市職員との連携が成功の要因となっています。