神奈川県議会本会議「代表質問」最終日、
私の一般質問は、7日いよいよ明後日に迫りました。
わが会派は政調会副会長 新井絹世議員、質問補助に田村ゆうすけ議員が登壇しました。
「住宅宿泊事業法(民泊新法)の施行に向けた取組について」質問がありました。
民泊を全国で解禁する「住宅宿泊事業法」が、
来年6月15日に施行されます。
今後、県内訪日観光客の増加が見込まれる中、
多様な宿泊ニーズに対応するため民泊の導入は避けられません。
しかしながら、騒音やゴミ出しなどマナー違反による
近隣トラブルが生じない対策を講じる必要があります。
地域と調和の取れた健全な民泊を推進するため、
県として民泊新法をどのよう運用していくのか知事の見解を問いました。
知事からは、悪質な事業者に対して、改善を求める指導をするなどして
生活環境の悪化防止に努めていくという答弁がありました。
さらに、民泊新法には旅館業法で住宅専用地域を禁止するような立地制限がなく、
年間営業期間180日という制限がありますが、
現在9つの市町村から、営業を制限するよう要請があるそうです。
今後市町村と調整をしながら、区域を定めて営業期間を制限する
条例の制定を検討するそうです。
増加する宿泊需要に対し、民泊は有効な手段と考えますが、
地域と調和した健全な営業ができるよう、
市町村と連携して対応していくとの答弁がありました。