「神奈川県の農業を推進する会」都市農業現地検討会で、
JAあつぎを視察させて頂きました。
「JAあつぎファーマーズマーケット『夢未市』」は、
敷地面積1,913坪、駐車場は普通車150台、大型バス3台。
加工室(ジェラートや弁当、惣菜等)と
研修交流室を備えています。
出荷登録農家数は663人。
正職員4名、パート43名の職員数となっています。
平成28年度の売上実績は7億1,150万円、
平成29年度目標は7億4,000万円を目指します。
商品陳列棚に空きスペースをつくらないことを心がけており、
また売れ残った農産物は出荷者引き取りを徹底することで、
製品の質を上げています。
オリジナルジェラート『ゆめみちゃんアイス』は、
神奈川県が推進する
「神奈川なでしこブランド2017」に認定されました。
厚木市岡田地区の「堀池氏圃場」を視察。
主にトマトとマスクメロンの施設栽培をしており、
本厚木駅から徒歩20分程度住宅街の中で、
280坪の温室を父親と堀池氏二人で経営しています。
30年前から温室を利用したロックウールによる水耕栽培を導入しており、
1年間のサイクルの中で時期にあわせてトマト(11月〜2月出荷)とメロン
(3月〜7月中旬まで)を生産します。
ロックウールは、玄武岩、その他天然岩石など
主原料とした人造繊維です。
ロックウール栽培のメリットは、
「病気の発生が少ない」「収穫量が露地生産より多い」
「連作障害がない」「農薬の使用を極力抑え、
より安全・安心な野菜を生産できる」等があります。