西の関サバ、東の松輪サバ
「松輪サバ 漁獲予測」で『神奈川新聞の』一面に!
三浦市の松輪地区で水揚げされるブランド鯖、
「松輪サバ」の漁獲量を予測する手法を神奈川県水産技術センターが開発しました!
来月6月にホームぺージ上で漁況予報の速報、
旬を迎える8月に確定報を公表するものです。
海況データを用いたマサバの漁獲量の予測は全国初とみられます。
「東京湾で取れるマサバは豊富な餌を食べて脂肪分が多いのが特徴。
特に松輪地区で水揚げされ、400グラム以上のものが
『松輪サバ』と呼ばれている。…
熱が伝わらないようにするため、
サバに触れずに釣り上げる一本釣りが主流。
8月のお盆過ぎから11月上旬にかけてが旬で、
『西の関サバ、東の松輪サバ』とも呼ばれる人気ブランドだ」
「2年前から同センターが(漁獲量大幅減少の)
原因を調査。
県漁業調査指導船『江の島丸』が収集した
00年以降の東京湾から相模湾にかけての水温や塩分のデータを活用したところ、
5月の伊豆半島東岸定置網のマサバ漁獲量、
6月の伊豆大島周辺の塩分濃度(水深30m)、
8月の東京湾の表面水温と関係していることが分かった。
漁獲量が少なかったり、水温が高かったりすると
不漁になる傾向にあるという」
「同センターは『予測の結果が好漁なら積極的にサバを狙い、
厳しければキンメダイやアジなど他の漁に切り替えてもらい、
漁業の効率化や経営の安定化を図ってもらえれば』
と期待を寄せている」
『神奈川新聞 5.7』より