宿泊先であるゲストハウス「お宿日和佐」の経営者、
フランス人彫刻家ボーデさんに美波町日和佐浦地区界隈を案内して頂きました。
このエリアの空き家は100件にもなり、不在者や所有者不明の物件も多いそうです。
「古い家つぶすのもったいないね」
「古い家をなるべくそのままを活かすことが大事、
日本の家屋に余計な装飾はいらない」
日和佐弁を使うボーデさんは、廻船問屋岡崎家を
ご自身でゲストハウスとして改築しました。
空き家とともに捨てられてしまう建具や家具、道具類も
大切な文化財である、それらを守る仕組みが
必要であるとおっしゃっていました。
一番大きな豪邸谷家は、昨年取り壊す話があったものを
地域住民の反対で中止しました。
ゲストハウス母屋の襖絵を描いた娘さんは、
世界で活躍する服飾デザイナーで、
日和佐に「MOONZONE(ムーンゾーン)」という
ファッションブランドを立ち上げました。