読書週間 | 石川巧オフィシャルブログ「すべては三浦のために」Powered by Ameba

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一期一会を大切に、神奈川県議会議員石川たくみのブログです。
<私の目指す政治活動>
 ○自立的な生活経済圏     ○誇りの持てる教育
 ○一人でも多くの三浦ファンを ○より身近な市政に

「いざ、読書。」本日から11月9日まで「読書週間」です!



幕末の海老名市が舞台の勧善懲悪の事件「神尾騒動」を描いた

神奈川県議会 長田進治議員の著書、

『神尾騒動 杉久保・本郷・赤尾・赤羽根〜正義に生きた農民の記』を読了。

史実、印刷、題字、絵、しおりと、すべて海老名製!


長田県議会議員は本郷村(今の海老名市)

百姓の子孫であり、地元で実際に起こった

「神尾騒動」は、『えびなの歴史〜

海老名市史研究』に編纂されています。




「江戸は神田橋、春まだ浅い武家屋敷には

凛とした空気が流れ、朝の陽射しが

松の緑に射し込んでいる。…

相模の国高座郡杉久保村の名主・高橋治右衛門は

本郷村の名主・吉川権左衛門と共に

春の年貢を納めるため、領主である旗本・

神尾稲三郎の屋敷に出府していた。…

時は幕末。天皇の勅令を得ないまま

日米通商条約を結んだ大老・井伊直弼と

それに反発する攘夷派との摩擦が高まった。…

神尾稲三郎は相模の国の杉久保村(海老名)、

本郷村(同)、寺尾村(綾瀬)、

赤羽根村(茅ヶ崎)の四ヶ村、併せて

四百石を所領する小さな旗本である」


「(杉久保村を含む恩馬郷の総鎮守・豊受神社の)

秋の例大祭では万病に効くという生姜の市が立ち、

いつものように境内では歌舞伎などの芝居が披露される」


「来る日も来る日も一生懸命に働いて、その稼ぎの多くを年貢に取られた。

それでも自分たちを支えている殿様は立派な、そして慈悲深い方であると信じて来た」


「旗本相手に立ち上がるなんざ、赤穂浪士みてぇにすげぇこった」


「博打には絶対に勝つ方法がございます…」


「わしら坊主に怖いものはありませぬ。義を見てせざるは正に勇無きなり。

ここは坊主が武士に教えてやりましょうぞ」


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