今年12月に、核のごみ最終処分場に適性のある候補地、
科学的有望地が公表されます。
今まで向き合ってこなかった国民全体の課題です…
国立研究開発法人 日本原子力研究開発機構
「東濃地科学センター 瑞浪超深地層研究所」を視察、
国内最深地下300メートルの世界を体験してきました。
研究作業の都合で、1日に24人しか入れません。
フィンランドのオンカロのごとく、
日本における高レベル放射性廃棄物の地層処分について
研究するための施設です。
私たちが利用してきた原子力発電によって、
大量の放射性廃棄物が発生しており、
現在、その多くは青森県六ヶ所村に集められ、
一時的保管されています。
資源エネルギー庁では、2009年末までに
日本国内の原発で使用された核燃料を
全数再処理した場合、23,100本のガラス固化体にのぼる、
と推定しています。
2002年から原子力発電環境整備機構(NUMO)が
地層処分を行う場所を公募開始しており、
2028年までに調査を終えて処分地を決定、
2038年までには処分を開始するタイムスケジュールです。