横浜高校野球部 渡辺前監督 講演会 | 石川巧オフィシャルブログ「すべては三浦のために」Powered by Ameba

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一期一会を大切に、神奈川県議会議員石川たくみのブログです。
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「三浦半島青年団体交流会」に参加しました。


「ずっと『打倒東海大相模』だった」

講師は横浜高校野球部 渡辺元智前監督、会場は満員、
大勢の方が集まりました。
テーマは『監督生活50年を振り返って』でした。

甲子園通算51勝、春夏通算5度の甲子園優勝を成し遂げ、愛甲猛(ロッテ)、
鈴木尚典(横浜)、多村仁志(横浜)、松坂大輔(ソフトバンク)、
筒香嘉智(横浜)など57人ものプロ選手を輩出しました。


「50年、光陰矢の如しでした。
一生懸命戦って戦って、死に物狂いで戦った者同士に明暗がある」

「20歳でコーチに就任当時は、自分自身の欲望と戦った。
自分だけよければよかった。教える理念が全く無かった。
厳しさだけを前監督から踏襲した」

「日本一長い練習をやれば勝てる、と思ってやった。
中古車のライトで照らして夜まで練習をやっていた。
どれだけ選手に迷惑をかけたか…」

「当時の選手は我慢が出来た。
自分自身で創意工夫をする強者ばかりだった。
そのことで昭和48年に優勝出来た」

「高度経済成長時代と現在では環境が全く変わった。
技術論や設備を当たり前のように与えられている今を考えると、恵まれている。
今の子どもたちは褒めないとダメ。
楽しくやらせることは良いが、やはり長く厳しい練習をすることで、力がつく」

「指導者、親は上を立つ者、長い人生を経験してきた
年輩者が子どもの人格と自分の人格を調整して、厳しい姿勢で臨まなければならない。
甘やかすという精神が、一番人間をダメにする」

「勝利より敗北から学んだ方が多かった。
監督自身が人格を磨かない限り、チームは強くならない。
人間を磨かなければならない。
いろんな異業種の人、一流の人と会うようにした。
だんだんと『会話』と『我慢』をすることを覚えた」

「赤ん坊はお母さんが抱けば泣き止む。
自分の子どもや弟と思って、触れてやったり、
愛情ある言葉をかけたり、アイコンタクトがすごい大事。
しかし厳しさは変えなかった。
そして『目標』を持たせることがいかに大事か。
「打倒江川」「打倒東海大」「甲子園優勝」を目標に厳しい練習をしてきた」




後藤静香の詩『第一歩』

十里の旅の第一歩
百里の旅の第一歩
同じ第一歩でも 覚悟が違う

三笠山にのぼる第一歩
富士山にのぼる第一歩
同じ第一歩でも 覚悟が違う

どこまで行くつもりか
どこまで登るつもりか
目標がその日その日を支配する
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