本日は「久里浜少年院」を参観しました。
『あしたのジョー』を描くために
ちばてつやがここを取材に来たと言います。
自民党県議団一期生が、若手政治家として
青少年問題に取り組むに当たり、
少年の再犯・再非行防止推進を目的とする視察です。
少年院は全国52庁、県内には小田原・
相模原・久里浜の3庁あります。
少年院に送られる少年は、保護処分を受けた
おおむね12歳から20歳、
全国で年間3,193名(平成25年)います。
久里浜には本日現在79名収容され、
減少傾向ということです。
全国で唯一、日本語が困難な外国人少年を
収容する「国際科」(現在5名)があります。
前進の浦賀少年刑務所では、
土地柄軍艦を譲り受けて、
海員養成や遠洋漁業訓練を行っていたそうです。
戦後、海軍機雷・対潜学校跡地である
長瀬に、昭和28年久里浜少年院として
設置されました。
海岸には、陸軍千代ヶ崎砲台跡(120年前)があります。
日本政府は、2020年オリンピック・
パラリンピック東京大会成功のためには、
「世界一安全な国・日本」の構築が
不可欠ということで、再犯防止対策を
重要課題に設定しました。
犯罪や非行をした者を社会から
排除孤立させるのではなく、
再び受け入れる社会を目指します。
法務省→「いきいききょうせいプラン」
〈仕事と居場所の確保〉
雇用企業を3倍の1,500社に
〈社会を明るくする運動〉
法務省だけでなく全省庁の協力をあおぐ
〈再犯防止キャラバン〉
担当大臣、全国各地訪問