政策本位の政治を | 石川巧オフィシャルブログ「すべては三浦のために」Powered by Ameba

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一期一会を大切に、神奈川県議会議員石川たくみのブログです。
<私の目指す政治活動>
 ○自立的な生活経済圏     ○誇りの持てる教育
 ○一人でも多くの三浦ファンを ○より身近な市政に

小渕経産・松島法相が辞任されました…


政策本位の政治へ。

票集めの選挙活動ばかりする「政治屋」ではなく、
政治活動する「政治家」を選ぶ目を持たなくてはいけません。




「有権者のご機嫌伺いの危うさ」曽野綾子氏

「安倍内閣の希望の星だったような女性閣僚お二人が流れ星になった。
しかし日本国民にとっては、大変有効な教育材料だった。

まず政治が、一千万円以上もかかる有権者のご機嫌伺いをしなければいけないような
旧態依然の感覚でおこなわれているということを現実に見せてもらえたからだ。
よく取材をして小説を書く作家でも、これほど具体的な風俗小説はなかなか書けない。…

政治家は絶えず、予期せぬことに備えていなければならない。
お金の疑惑を受けることなど、その中ではもっとも簡単にあり得るできごとだ。
だからそれに備え、常に経済的・心理的な武装をすることのできない人は、
災難を想定して危機管理をする指揮官としての初歩の才能にも欠けている。

そもそも、政治家の子どもが政治家になる、という常識がおかしい。
作家の子どもが、物書きになるなどという例はごく少ない。
物書き以外で、その人の才能に合ったことをするのが、
社会に対する礼節でもあり、当人の幸福でもある。

有権者の方も今回のことで、深く学ぶべきだ。
地域を大切にし、お友だちを作るのはいいことだが、
なんで政治家の事務所の音頭で、何千人もがバスを連ねて、
演歌を聴きに行かねばならないのか。

少しでも、政治家の先生たちの恩恵で、バス代を浮かせたり、
上等の弁当にありついたりする得をしようというさもしい根性はなかったのか」

『産経新聞10.22』『透明な歳月の光』より
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