１０時過ぎに三浦市に最接近しました。
市内でも怪我人や家屋や車両の破損等多くの被害が出ている模様です。
また今回の台風は、高潮被害、海水浸水被害も多いようです。
被害を受けられました皆様に心からお見舞い申し上げます。
わがまち三浦市の防災対策は、情報発信や対応力で優れていると自負しています。
「三浦市防災情報メールサービス」や「防災課Twitterツイッター」の早くて正確な情報発信、
そして、今回の台風において三浦市では１０月５日１６時３０分の段階で
「避難準備情報」を発表しました。
全国でも９番目、関東地方でも１番目(解除した三宅村を入れると二番目)の迅速な情報発表です。
「空振り」を恐れない、英断であったと思います。
８月の広島土砂災害において、避難勧告発令のタイミングが
遅かったのではないか、という批判がありました。
「空振り」による住民からのクレームや避難所設営への懸念が
避難についての判断を遅らせる原因になります。
行政と地域住民の皆様がコミュニケーションを取ることで、
災害に対しての危険性を改めて認識し、理解を深めていくべきだと思います。
台風１９号も日本列島に迫っています。
緊急時だけでなく、日頃より情報収集やコミュニケーションをとることで、
いざという時に備えていただきたいと思います。
【三浦市 防災情報ポータルサイト】
http://www.city.miura.kanagawa.jp/kikikanri/bousai_index.html
【避難準備情報とは…？】
避難勧告や避難指示が発令されてからでは災害時要援護者の避難終了が
間に合わないことから、2005年から適用されました。
避難準備情報の発令に基づき、要援護者を避難を行うことになっており、
準備とはいうものの援護者は実際に避難が開始されることとなります。
避難は、学校や病院・福祉事務所などのそれぞれの機関で作成されている
「地域防災計画」や「防災業務計画」に基づき行われます。
