沈没船 油止め潜水作業開始しました | 石川巧オフィシャルブログ「すべては三浦のために」Powered by Ameba

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一期一会を大切に、神奈川県議会議員石川たくみのブログです。
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3月18日「三浦市沖 貨物船衝突沈没事故」油流出に対応して
本日、油止め潜水作業が始まりました。

沈没船パナマ船籍「BEAGL III」は、水深80~90m海底にそのまま沈んでいます。
横浜港から出港して間もない時に衝突して沈没したため、
燃料の油は満載(400t)、そして貨物船なので鋼材が積んであります。
油がどこから抜けているのか?
無人探査機で調査したところ、
空気抜きの管から抜けていることがわかりました。
とりあえずその油漏れ部分を止めるために、
本日から日本サルベージが大変な作業を実施するのです。

沈没船の海上に台船を運んできて、
90mの海底まで人を乗せたエレベーターを降ろします。
二人が1チームで3チームを編成、人が実際潜って作業します。
深深度潜水といって人体に相当な負荷がかかるため、1チーム30分しか作業出来ません。
3チーム合計1日1時間半の作業工程になっています。
海底まで行くのはまだいいのですが、
今度大変なのは、海上に上がる時です。
潜水病にならないように、ゆっくりゆっくり上がっていかなければいけません。
そういったこともあるため、作業に時間がかかるのです。

大変な作業ですし、少し時間がかかるかもしれませんが(4月25日終了予定)、
漁師の方々が不安なく操業を開始できるよう、
日々放水拡散を続けている海上保安庁はじめ関係省庁にはご尽力を頂いています。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140412/dst14041215010003-n1.htm