『放射線を浴びたX年後』鑑賞 | 石川巧オフィシャルブログ「すべては三浦のために」Powered by Ameba

石川巧オフィシャルブログ「すべては三浦のために」Powered by Ameba

一期一会を大切に、神奈川県議会議員石川たくみのブログです。
<私の目指す政治活動>
 ○自立的な生活経済圏     ○誇りの持てる教育
 ○一人でも多くの三浦ファンを ○より身近な市政に

「いつの時代でも、弱いものにしわよせがくる…」

「ビキニ被災60周年三浦市民集会」プレ企画
『放射線を浴びたX年後』上映会に参加しました。

1954年3月1日、アメリカ実施の
ビキニ水爆実験の隠された真実を
明らかにするドキュメンタリー映画です。
ビキニ水爆実験の犠牲者というと、
元三崎の事代漁業所有で
焼津の第五福龍丸が有名ですが、
それ以外の被ばくについての歴史は、
なぜか我々に知られていません。
当時同じエリアで操業していた日本船は、992隻。
多くの船と乗組員が被爆していたのです
(三崎港だけで280隻が被爆)。
当時三崎のマグロ年間水揚げ金額は55億円、
全国の7割を占めていました。

水爆実験によって海が広範囲に汚染され、
放射能を含んだ灰は
日本列島まで及んでいました。
しかし、これらすべてが
日本政府とアメリカ政府の間で
隠蔽されていたのです…

「それは今でもそうですよ。
あの事故(福島原発事故)の
記者会見だって、私らが知りたいことと
あの人らが言うことは違っていると思う。

…いつの時代でも、弱いものにしわよせがくる…」
第二幸成丸、崎山船長の妻

福島第一原発事故を経た
3.11後の現在に問題を問いかける映画でした…
image