米海軍ヘリの不時着横転事故について | 石川巧オフィシャルブログ「すべては三浦のために」Powered by Ameba

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一期一会を大切に、神奈川県議会議員石川たくみのブログです。
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米海軍ヘリの不時着横転事故について、
本日10時開催の三浦市議会「各派代表者会議」等で
把握した情報と今後の市議会の動きを報告させて頂きます。
三浦市三崎5丁目256の二町谷埋立地に、
在日米海軍厚木基地所属のMH60Sヘリコプターが
不時着しようと して横転、乗組員4人のうち男性2人が負傷しました。



〇事故経緯:
平成25年12月16日(月)15:30頃発生。目撃者2名
米海軍空母ジョージ•ワシントン艦載機ヘリMH60Sが、
エンジントラブルのため不時着に失敗し横転。
乗組員の話では、トランスミッションのトラブルで
後部ローターが回らなかった、とのこと。
15:32   横須賀市•三浦市消防指令センター 入電
15:34   三浦市消防署 覚知
15:36   三崎分署1号車 現地到着
        (なんとわずか2分で現地へ!
迅速な対応に当局にも絶賛されたそうです)
18:30頃 在日アメリカ軍到着。
     東京電力による傾倒電柱応急処置。
火災発生に備え、化学消防車にて警戒筒先。
※煙が出ていたとの噂でしたが、火災は発生していません。
22:31  市消防 現場引上

〇出動車両:8台。
本部 広報3号車
本署 3号車、救急1号
三崎分署 1号車
引橋分署 2号車、救助工作車、救急2号車 
〇出動人員:20名
〇事故ヘリ搭乗者:4名
(メインパイロット27歳、サブパイロット28歳、乗組員25歳と31歳)
〇負傷者:2名 27歳骨盤骨折、31歳全身打撲
ともに横須賀共済病院搬送

〇三浦市議会の今後の動き
①「米軍ヘリコプター不時着事故に関する声明」
をマスコミに本日付で提出。


『米軍ヘリコプター不時着事故に関する声明』

 平成25年12月16日、午後3時30分頃、三浦市三崎5丁目の二町谷埋立地に
在日米海軍厚木基地のヘリコプターが不時着し横転した。
 このヘリコプターは、メーンローター(主回転翼)が飛び散り、尾翼が折れ大破
している。二町谷埋立地の近くには、住宅地やマグロ加工場などがあることから、
一つ間違えば大惨事になっていた。
 不時着したヘリコプターは、厚木基地の第5空母航空団に所属し、横須賀基地
を母港としている原子力空母ジョージ•ワシントンの艦載機で、機種は救助や
輸送など多用途に使われるMH60-Sである。
 ジョージ•ワシントンが入港しているときは、頻繁に厚木基地と横須賀基地の間
を飛行していると言われており、これが事実ならば、私たちが住んでいる三浦市の
上空も飛行している可能性が強く、今後、このような事故が再び起こることも
危惧される。
 三浦市議会は、市民の生命と安全を守る立場から、事故原因を徹底究明し、
二度とこのような事故が起きないよう求めるとともに、強く抗議するものである。

                 平成25年12月17日 三浦市議会


②早急なるヘリ事故機体の撤去を要望
年末28日から30日には、
「三崎まぐろ祭年末ビッグセール」を開催、
二町谷埋立地は駐車場として利用予定。

※「今回の事故では、米軍基地の外で起きた米軍機事故の対応を
定めたガイドライン(指針)が、県内で初めて適用された。
だが、米軍側からの情報は県警に迅速には入らず、
米軍担当者の現場到着も事故発生から約3時間後
となるなど、円滑な連携に課題を残した」『神奈川新聞12.17』

◆米軍機事故対応ガイドライン(指針)
米軍基地の外で起きた米軍機事故の際に、救助や現場規制など
初動対応を取り決めた指針。沖縄県宜野湾市の沖縄国際大で
2004年に米軍ヘリコプターが墜落した事故を踏まえ、
05年4月に日米両政府間で取り交わされた。
(1)交通規制の範囲を決める「外周規制線」は日本側が管理
(2)事故現場近くの「内周規制線」は日米が共同管理
(3)事故機の全ての残骸や部品は米国側が管理
-することなどが盛り込まれている。

17日16:30現在も事故現場は立入禁止、
遠くにライトに照らされたヘリ機体が見えます。