こんにちわ!昭和50年創業、堺市の工事専門店「マルイチ」です。
本日お伺いしたのは、堺市東区引野町のN様邸で『トイレリフォーム工事(TOTO製ピュアレストQR+アプリコットF1A)』です。
平成27年11月の『台所/シングルレバー混合栓交換工事』でお世話になったお客様です。
▶台所/レンジフード(ノーリツ製ノンフィルタータイプ)交換工事
▶トイレリフォーム工事(TOTO製ピュアレストQR++アプリコットF1A)
を同時にご依頼頂きました。
リピードでご依頼頂けるというのは本当にうれしいですね。
▼工事前の写真です。
メーカー:INAX(現LIXIL)
トイレ品番:BC-140S
タンク品番:DT-2820
便座品番:CW-1041(シャワートイレ1000タイプ)
左側の給水管がごちゃごちゃしていて、グラグラもしていて、お掃除がし辛かったそうです。
▼既設便器/撤去中の写真です。
トイレ内を汚さないように、溜まった水をスポンジで取り除いてから便器を取り外します。
▼止水栓/交換工事
↑現場調査で気になったのはココ。
トイレの止水栓部なのですが、水道配管とトイレ止水栓部の給水管(銀色のパイプ)が床下で接続されています。
既設の止水栓を外して、床上から給水管の接続部までの寸法を測定したところ、6cm下で給水管の接続部が止まっていました。
このままだと仮に水道配管と給水管の接続部で水漏れした場合、水が全部床下に落ちるため、水漏れの発見が遅れ事態が深刻化してから気付く事になります。
ここは改善の余地ありです。
『砲金ザルボ』という部材を使って、給水管を床上まで延長しました。
水道配管と砲金ザルボの接続は、シールテープとヘルメチックシールの2重防水を施しております。
これで床下での水漏れの心配はございません。
これで安心です。もちろんこれらの工事はサービスで勝手にやっております(笑)
他社の工事で、以前、当店にご相談頂いたケースなのですが、「屋外側の壁から沁み出た水で漏水に初めて気付いて、気付いた時には外壁が剥がれてボロボロ」いうお客様がいらっしゃいました。
このように建物内部の水漏れは非常に危険です。
今回と同様の工事をしていれば、室内側の壁に水漏れの形跡が残るため、発見が早まり最悪の事態にならなかったはずです。
ちょっとした工事ですがリスクを考えるとバカにはできません。
▼排水管工事
元々の床がコケている場合もございますので、『排水アジャスター』の勾配も必ず確認するようにしております。新しく作った床以外はあまり信用しておりませんので(笑)
逆勾配の場合はキッチリ正勾配になるように排水アジャスターを調整します。
ちょっとした逆勾配でも『つまり』の元となります。
既設トイレの設置面の汚れは、トイレ用洗剤で出来る限りきれいに拭き取り、既設のビス穴はコーキングで防水処理を施しました。
▼リモコン交換工事
▼工事後の写真です。
メーカー:TOTO
便器品番:CS230BM(リモデル便器)
タンク品番:SH231BA(手洗あり)
ウォシュレット品番:TCF4711AK(オート洗浄タイプ)
ピュアレストQR+アプリコットF1A(オート洗浄タイプ)の組み合わせです。
以前のトイレに比べ、左側のごちゃごちゃしていた給水管がシンプルになりスッキリしました。
またトイレ自体が汚れないように様々な工夫を施しているトイレで、特に『セフィオンテクト』が秀逸で、古いトイレと比べ、陶器の水を弾く力は目を見張るものがあります。
(車で例えるなら、窓ガラスにガラコ塗り立てという感じでしょうか。)
洗浄水量:節水4.8L(配管状況を考慮して8Lに変更)
※8Lに変更した理由は下記の記事をご覧くださいませ。
▶超節水トイレも考えもの
最後に水漏れチェックを行い、お客様に使用方法をご説明して無事、工事完了です。
この度は、当店をご利用頂きまして誠にありがとうございました。
工事には万全を期しておりますが、この度の工事で気になることがありましたら、お気軽にご連絡くださいませ。
堺市内はいつでも点検が無料です。
↓そのほかのトイレの交換事例はコチラです。
▶トイレの交換事例