こんにちわ!昭和50年創業、堺市の工事専門店「マルイチ」です。
本日お伺いしたのは、リビオ中百舌鳥メゾンイーストのK様邸で、『ディスポーザー(安永エアポンプ㈱)から流し排水栓へ交換工事』です。
「ディスポーザー本体から水漏れしている」とのことで、これを機に流し排水栓への交換をご選択されました。
ディスポーザーのトラブルを経験されたお客様は、ディスポーザーを撤去する確率が高くなりますね。
ディスポーザートラブルのほとんどは
・排水管のつまり
・スプーンなど金物の混入による故障
・ディスポーザー本体からの水漏れ
この3つです。
▼工事前の写真です。
メーカー:安永エアポンプ㈱
品番:YD200BW
ディスポーザー本体から水漏れしていました。
(下の白い布地は水漏れ対策でお客様が敷かれたものです。)
▼工事中の写真です。
システムキッチンの収納部が汚れないように、大中小のバケツを組み合わせて撤去します。
今回はシステムキッチンが引出し収納で、測定の結果、直接斜めに配管すると閉じた引出しが排水管に干渉するため(ほんの少しなのですが)、迂回して配管します。
(排水の流れを考えると、排水の継手はできることなら減らした方が良いのですが・・・。)
流し台トラップと排水管を無理に接続しないように、一つ一つ適切な角度で、適切な長さにカットして配管します。
(パイプは外でカットしますので、この間はお部屋を何度も往復します。)
無理な配管は、すぐに症状が現れなくても、必ず5年後、10年後の不具合の元になるので、注意が必要です。
当然、排水がしっかり流れるように、水勾配にも細心の注意を払っています。
排水パイプはVP管を使用します。
ここはかなり重要で、キッチンのシンクにカップ麺の熱湯を流すこともあるので、通常、使用されることの多い厚み1.8mmのVU管だとパイプが薄く熱に負けてふやけてしまう恐れがあるため、厚み4.1mmのVP管を使用します。
流し台トラップは専用のしめつけ工具でしっかり固定します。
流し台トラップと排水管をつなぐ袋ナットは一般的には手締めでもOKなのですが、メンテナンス経験上、稀に経年と共に緩んでくるケースもございましたので、最後の半周だけ工具を使うのがポイントです。
このひと手間が非常に重要です。
▼新しい流し台トラップの形状です。
中にバスケットが付いており、大きな生ゴミが流れる心配もありません。
▼排水水漏れチェック
シンクに水をためて、一気に流します。
当店では、部材に一番負荷のかかる方法で水漏れを確認します。
蛇口から水を流しただけでは排水に負荷がかからず、工事後、数時間か数日後に僅かな水漏れ(袋ナットから湿っているだけのような)が発生することもありますので、万全を喫します。
2回目はK様にもご確認頂き、水漏れは一切なし。
無事、工事完了です。
配管状況にもよりますが、工事は早くて1時間ほどで終了します。
「ディスポーザーが故障したけど、ほとんど使ってなかったわ」というお客様はぜひご連絡くださいませ。
↓参考記事
▶ ディスポーザー(テラル製)撤去工事 上野芝某分譲マンション
この度は、当店をご利用頂きまして誠にありがとうございました。
工事には万全を期しておりますが、この度の工事で気になることがありましたら、お気軽にご連絡くださいませ。
堺市内はいつでも点検が無料です。