ゆとりが生み出したもの。

浅子さんである。



どんなにダラけた人間でも、〆切り一日前なら焦って動き始める。
が、浅子さんは〆切りの2時間前に焦る。
もちろん間に合う訳ないので、〆切りは〆れず開いたままだ。
つまり、浅子さんにとって〆切りは終わりであって、始まりである。

浅子さんはぐうたら人間なんです。

ああ、逃げたい逃げたい。

ゆとりという自分時間が出来たため、一人でいる時間が増えた。

一人は自由。
一人は無法。
時間に縛られず、誰にも迷惑かけず、遠くをぼーっと見ている人間。
それが浅子さんだ。