10年ぶりぐらいにブログをつけることにした。

 

 

 

目的は…

 

①英語力回復

②頭の整理整頓

③論文の練習

①英語力回復について

 

 私は20代の頃、海外ボランティアに参加して以来、5年の海外経験があり、ついでに国際結婚をしている。

 とはいえ、英語圏で生活していたわけでもなく、夫も英語圏の人間ではないので、暮らしただけで英語が身に付くという夢のようなシチュエーションには恵まれていない。(むしろ、苦労の方が多いが、それについてはおいおい話すことにする)

 英語力が足りなくて悔しい思いをしたことは数え切れないが、身につまされたのはやはり、2人目の子供が産まれてすぐに失業した時だ。日本での正社員経験もなく、子供が2人もいるアラサーが、一家を支えられるぐらいの収入を得るためには、突出したスキルが必要だ。通訳並みの英語力があれば、少しは自信を持って就職活動ができたのに、とほぞを噛んだ。

 幸い、音楽の教員免許証を持っていたので、それを基礎免許として英語教員の資格を取ったので、臨時的任用教員として、ここ数年は食いつなぐことができている。

 でも、私には色々なものが欠如していて、本採用には至っていない。

 臨時的任用教員として雇用された当初は、所属している自治体の方針にいたく感銘を受けて、是が非でも役に立ちたいと思っていたものだけど、数年も勤めているとブラックな部分が見えてきて、だんだん嫌気が差してきた。

 だったらやめればいいじゃないかという声が聞こえそうだが、教員でいること自体は嫌いではない。むしろけっこう好き…いや、癖になっているというべきか、毎日が挑戦で飽きないのだ。

 

 けっきょく私は、泳ぎ続けていないと死んでしまう回遊魚タイプなのだ。

 

 …前置きが長くなったが、私が英語力を回復し、さらに向上させたい理由は、ひとことでいうと、自分のためである。

 中学生に英語を教え、ALTと不自由なく話すことができて、時々夫と込み入った話(喧嘩とも言う)ができているので、及第点は取れていると思うのだが、私自身はもっともっと不自由なく英語を操りたい。

 

 巷の教材では役不足なので、新聞やインターネットで細々と勉強を続けてはいたが、あまり向上していないし、むしろ後退している。

 

 答えは一つ、監視役がいないから。

 

 というわけで、ブログで学習記録をつけていくことにした。

 

 教材は、「バイリンガルニュース」にした。

 

 学術的なトピックを多く扱っているし、会話は日常的なフレーズが多いので、勉強には最適だ。

 ただ聞き流すだけでも勉強になるけど、ここはもう一捻りして、」エピソードに対して、勝手に意見を述べる」ことにした。英語でするか日本語でするかは決めていない。あまり自分を追い込むと長続きをしないので、縛りは緩くする。

 

 とりあえず、通勤時にバイリンガルニュースを聞いて、勝手にコメントを記録するこから英語勉強を再開しようと思う。

②頭の整理整頓

 

 私は、書けないことは喋れない、喋れないことは書けないと思っている。

 私自信、ペラペラ好きなことをしゃべることはできても、理論立ててわかりやすく話すことは苦手である。

 教員を10年近くもやっていれば、人前で話すのは嫌でも慣れる。でも、ガイドラインがないものや、専門外のことを人前でいきなりスピーチをするのは苦手だ。

 どんなトピックについても、端的に喋れるようになるためには、頭の中で素早く構成をできるようになることが必須だ。そのためには、まず自分の考えをすっきりわかりやすく書くこと。

 

 プレゼン上手になるために、ここで練習することにした。

 

 

③論文の練習

 

 教員採用試験にはもう、あまり興味がないけど、いざ受けることになった時に、一番足を引っ張るのが小論文。

 10年前、初めて試験を受けた時、筆記も面接もガタガタだったのに、論文だけは合格点をクリアした。なぜなら、当時は小説を書いたり、ブログをつけたりしていたのだ。派遣社員として、片道2時間近い電車通勤の退屈さを紛らわすために、たくさん本も読んでいた。だから、論文だけは苦労せずに書けた。

 臨時的任用教員として働き出してからは、本を読む時間時も情緒も失い、ブログどころではなくなったので、文章力がガクンと落ちた。

 日常的に何か書いていれば、何かしらの役にたつということは実証済みなので、再開することにした。