実は午前中があんどうこどもクリニックで、
午後一番で甲東園の療育(娘のみ)も入っていて、
その足で言語訓練に行く予定にしていましたが、
あまりにもタイト過ぎるし
まるで療育ジプシーなので甲東園のは
お休みにして頂いていました。
でも、そうするとポカンと隙間時間が出来、
言語訓練に行く前に、遠足でも行った
大きな公園に行く事にしました。
でも、大型遊具が点検中でした。
でも色々遊べました。
1時間位遊んで移動します。
娘と同時進行だったので息子の方に。
息子は部屋に入るなり玩具を見つけて
机の上に置いて遊んでしまいました。
「今から言語の時間始めます」
と、御挨拶で始まります。
いつもの見通し表、一番上の①のポケットに
「きりん」と書かれたカードが
入っていて、先生はそれを取り出し、
「①はカードです」
と言いました。
「きりん」「みかん」「がっこう」
と書かれた3枚のカードが机の上に並べられ、
「この中から問題です。
この中で動物はどれですか?」
と先生が訊きました。
息子はサッと「きりん」を取りました。
今度は「たいこ」が追加され、
息子は読んでいました。
「この中で果物はどれですか?
フルーツどれ?」
と先生が訊くと、息子は「みかん」を
取って先生に渡しました。
今度は「ほん」「たいこ」「がっこう」で
「この中で叩くのはどれ?」
息子は「たいこ」を取り、
「太鼓を叩く」
と言っていました。
「うし」「いす」「ほん」「がっこう」
「らーめん」の5枚のカードが置かれ、
「この中で座るのはどれですか?」
と訊かれ、直ぐに「いす」を取りました。
「この中で動物はどれですか?」
と訊かれ、「ほん」を取ってしまいました。
先生は質問を変えて
「モーモー鳴くのは?」
と訊きましたが、息子は
「無い」
と答えました。
「ラーメン、牛、本…」
と、カードを1枚ずつ読んでいきました。
先生はそこでもう一度
「この中でモーモー鳴くのはどれですか?」
と訊き、今度は「うし」を取りました。
「この中でお勉強する所、
◯っちゃんが行く所は何処?」
と先生が訊くと、「がっこう」を取り、
「この中で食べ物はどれ?」
と訊くと「らーめん」を取っていました。
見通し表の②のポケットには
長いのと短い線路の絵が描かれたカードが
入っていて、先生はそれを取り出し、
「線路、長いのはどっち?」
と訊き、息子は正しい方を取れました。
「トラック、短いのどっち?」
「定規、長いのどっち?」
「トイレットペーパー、短いのどっち?」
「鉛筆、長いのどっち?」
「道、長いのどっち?」
ここまでは正解だったのですが、
「電車、短いのどっち?」
は、電車の絵に気を取られていて
息子は答えずでしたが、
長いのと短い紐の絵が描かれたカードは
自らそれぞれ指差して、長い、短いと
言っていました(正解でした)。
そして、線路の絵もそれぞれ指差して
長い、短いと言っていました(正解)。
見通し表の③のポケットには
毎回歌っているあいうえおのカードが
入っていて、先生はそれを取り出し、
「今日はなにぬねの〜」
と言いました。
「な、は茄子のな〜。
に、は人参のに〜。
ぬ、は塗り絵のぬです。
ね、は猫のね〜。
の、は海苔のの〜。
5つ合わせてな・に・ぬ・ね・の〜!
チャンチャン」
「問題を出します」
と、先生はカードを裏向けたまま
(表面は絵、裏面は平仮名)
「ね」を提示すると息子は猫、
「に」を提示すると人参、
「な」を提示すると茄子、
「ぬ」を提示すると塗り絵のぬ、
「の」を提示すると海苔、と
順調に答えていきました。
「はひふへほもいってみよう!
あ、考えてもらお〜」
と、先生は「は」と裏面にしたまま、
すると息子は
「花園(はなぞの)〜」
と言いました(実家の最寄り駅の隣の駅)。
先生は表面を向けて
「は、は葉っぱのは〜」
と歌い、次の「ひ」も裏面にしたまま、
すると息子は
「飛行機!」
と言い、先生は拍手をした後
「ひ、は飛行機のひ〜」
と歌いました。
次の「ふ」も同様に、息子は
「布施!」(同じく近鉄沿線の駅名)
と言っていましたが、先生は
「ふ、は風船のふです〜」
と歌いました。
「へ」は息子は正解で、先生は
「へ、は蛇のへ〜」
と歌い、次の「ほ」は息子は
「本」
と言っていました。
「ほ、は星のほ〜。
5つ合わせては・ひ・ふ・へ・ほ〜!
チャンチャン」
見通し表の④のポケットには
ドーナツが入っていて、
先生はそれを取り出し、
「次はドーナツ屋さん」
と言ったのですが、ちょっと考えて
「その前に…」
と、歯ブラシが4本、パンダが2匹、桃が1個、
自転車が3台が描かれているカードを
机の上に並べ、シャッフルしていました。
「2個あるのは何でしょうか?」
と先生が訊くと、息子は無言で
パンダのカードを先生に渡し、先生も続けて
「自転車は何個?」
「桃何個?」
「歯ブラシ何個?」
「パンダ何個?」
と訊き、息子は全問正解でした。
「訊かれると答えられない時も、
自分で考えて言うと出来ていますよね〜。
なので、概念的には入っていると思います。
そこが上手く繋がってくると、
応答も上手になってくるのでしょうね」
と先生。
ここでドーナツ屋さんごっこ。
茶色とピンクのドーナツが並べられ、
「こんにちは、ドーナツ下さい!
黒が2つ」
と先生が言うと、息子は黒(茶色)の
ドーナツを2個先生に渡し、自分にも
2個取って食べる真似をしていました。
「ドーナツ、ピンクを3個下さい」
最初
「1、2、3、4」
と数唱しながらもピンクのドーナツを
4個渡してしまい、先生が
「3個でいいで」
と言うと、1個戻しました。
「黒1個下さい」
と言われると、ピンクを1個渡し、先生は
「黒が良いですぅ〜」
と言っていました。
「ピンクを3個下さい」
ピンクを3個先生に渡し、
自分は2個取って食べていました。
この辺りで
「電車する〜」
と、最初に遊んでいた「のりものデラックス」
で遊び始めたので、わたしは2階へ移動。
と言われていたのでした。
この日もプレイルームで遊んだらしく、
何だかとても楽しそうでした。