もうじき大晦日 | 手仕事人まるひげのブログ

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 相撲と芝居、ときどき神秘学、その他日常…


作業が終わらな過ぎて、ブログの更新をしてません。

「あともう一息で仕上げ」という段階にはたどり着いたので、高をくくってブログの更新です。

「アジアハイウェイを行く」とか「2015大相撲この一年」とか、記事にしたいことはたまってゆく一方なのですが…。


今日は近所の酒屋で、年越しに備えての日本酒を買いました。

なんだか一気に、年末気分です。
ヽ(゜▽、゜)ノ




地元広島県、酒どころ西条の蔵元「亀齢」さんの、磨き8割の純米酒!

(一升瓶なので見切れてます)

無駄になるコメが少ないので、自然環境にも優しいか?


味はちゃんと吟醸香みたいのがある中で、コメの味もしっかりと味わえる感じでしょうか。

冷で飲んでみて、次に常温、さらには温燗に熱燗と、温度での違いを楽しむことができるポテンシャルを持っていそうな予感です。


実は自分ち、だいぶ前から冷蔵庫が故障していて、生酒とか購入をためらってしまう環境。

(最近めっきり自炊しなくなったので、生活上特に問題はないのですけど)

亀齢さんのところのお酒、冷蔵庫で何年か寝かそうと思ってたのがあったのですが、冷蔵庫が壊れたので猛暑を越してしまったのですよ。

生酒だったのでダメになっているだろうと封を開けてみたところ、確かに酵母臭(甘酒っぽい香りの意)は強くなってましたけど、特にひねてる印象も無く。

さすが自家培養(たぶん蔵付き酵母のこと)と言うのもあってか、頑丈だと思いました。

(もちろん、造りがしっかりしているという証明だと思います)

自分と同様のことを試してみるのはもちろん自己責任の範囲においてで、味が変になったからと言っても蔵元さんの責任ではありませんので、悪しからずですけれども。

(推奨されている環境や条件での保管と消費と言うのが、いちばん美味しいであろうことは確かだと思います)


近所の酒屋で購入するのは、現在ではこの「亀齢」さんと、宮城県栗原市 萩野酒造さんところの「萩の鶴」に絞られた感じかなぁ。

どちらも”冷蔵庫のない”という現在では稀有な生活環境の中でしか実感できない、しっかりとした造りをされている感じなのが、お気に入りです。


”近所の酒屋”ということなので、自分が味わうことのできる日本酒は限られていますが、最近では若い杜氏さんたちがいろいろと研究熱心みたいな印象なので、相撲同様、もっともっと日本酒に注目が集まって消費が拡大してもらいたいと、個人的には思ってます。

ぶっちゃけワインとかと比べても、美味しい日本酒の方がはるかにコストパフォーマンスは高いと思います。

(紹介した亀齢の8割は税抜きで一升¥2100! なのに日本酒は、ワインと比べるとはるかに造るのに手間がかかると言う…)

確かにワインは、そこそこ日持ちしますけど、日本酒には防腐剤が添加されていないことを考えるなら当然です。

本来、封を開けた後の日本酒は生洋菓子くらいに繊細な飲み物だと、思ってもらうと丁度よいかもです。

悪酔い度合いとかについても、自分がアルコールに強い体質と言うのもありますが、「獺祭」の温め酒の一升瓶を4日で軽く飲み干した(うち1日は、たぶん4合近く飲んでる)のに、特に翌日残らなかったですし…。

個人的な感想ですが、造りの良い日本酒って、悪酔いとかもしづらいのかもです。