FOLLOW ME UP | 手仕事人まるひげのブログ

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 相撲と芝居、ときどき神秘学、その他日常…


日本では勤労感謝の日ですが、アメリカとかではサンクスギビングデー。

クリスマスへのカウントダウンの始まりだそうです。



さて11月21日は、坂本真綾さんのライブコンサートに行ってました。

場所はハーモニーホール座間という、神奈川県座間市にあるコンサートホール。

ツアータイトルと同じ「FOLLOW ME UP」という新譜アルバムについてた、ライブの先行予約に応募。

(国際フォーラムのは年末だし、人も多そうなので尻込み)

とはいえ座間のはツアー1stなので、「当たるかなぁ…」て思ってましたけど、当りました!

ビギナーズラックでしょうか。




坂本真綾さんを聴きはじめたのは、アルバムで言うと「Dribing in the silence」くらいからかな?

16歳から歌い始めてもうじき20周年を迎えられるとのことなので、自分はむちゃくちゃ新参者です。

そもそも初めて歌声を聴いたのが、TVアニメ「マクロスフロンティア」の主題歌。

(ようやくアニメをちゃんと見始めたのがその頃なので…)

アニメ「たまゆら」の主題歌を歌ってらっしゃっているというのもあって、シングルとかも含めて聞きはじめ、今ではお気に入りの曲はヘビーローテーションリストに常駐です。

ミュージカルもされてたと思うのですが、聴いているうちにどんどん歌が上達されているように感じていて、それもあって惹きこまれていったのかも。

歌を聴きはじめて4年くらいになりますが、生で歌声を聴いたのは、今回が初めてです。


自分の席は、2階席でした。

ステージからの距離で言うと、もしかすると国技館二階席最前列から土俵までよりも、近かったかも?

(ご本人も「みんなの顔がよく見える」とおっしゃってました。さいたまスーパーアリーナ基準かもですが…)

上からの角度だったので、ステージの上全体がよく見えました。

「ドラムセットが二つある?」って一瞬思ったのですが、よくよく考えてみたら一方はパーカッションでした。
演奏者をドラムセットに相当するボリュームで取り囲むパーカッションって、規模がすごいかもですが…。
演奏されてるのが女性であったのも、ちょっと驚きました。
(体力いりそうに思えたので)

ステージの様子とか詳細に書くとネタバレになると思うので端折りますが(そもそもこと細かく描き出せるだけの語彙を持たない)、”今までライブで歌ったことのない曲”の冒頭に、最近お気に入りの歌があったのが、とっても嬉しかったです。。゚(T^T)゚。


MCですが、一番意外に感じたのが、ご自身ではあまりライブは得意ではないといった内容のお話し。

CDに付いてるDVDとか(アルバムは基本、限定版を購入してます)で生演奏の映像を見ていた限りでは、ライブで聴いてこそより真価を発揮できる歌い方をされているように感じていました。

音楽ですとフラメンコやジャズとか、あるいはお芝居の舞台とかもそうですが、演奏者や役者がその場の心的力動を支配して、観る人の魂を揺さぶるというか。

こう言うことができるために必要な歌い方、演奏の仕方、演じ方、あるいは踊り方というのが、マニュアル化しにくい方法で存在していると自分は感じるのですが、そう言う歌い方を、真綾さんはされているように思ってたのですよね。

ライブを体験して、実際にそうだと思いました。

だから、ライブが得意でないというのが、意外だと感じたわけです。

ライブでこそより活かせる歌い方をする方がライブを控えめにするのは、もったいないと思ったわけです。

(もちろん体力を使うと思いますし、声優というお仕事もされているので、無理のない範囲にする必要はあると思いますけど…)

ライブを繰り返してゆくことで、自分の歌の確かさを、追認されてゆかれるのだろうな…と思いました。


セットリストはアルバム「FOLLOW ME UP」の中の曲が基本でしたが、新参者の自分の知らない曲もあったり。
(真綾さんの場合、長く聴いているファンの方が多そうですしね)

初めて聴く曲でもノリだけで楽しめる自分なので、まったく問題はありませんでしたけれども。
(フラメンコを聴き込むことで身に付いた、ラテン系音楽感覚のおかげ。南米の方は島倉千代子さんの「人生いろいろ」を聴きながらノリノリで踊るそうです。すごいですよね)

たくさん歌を聴けましたし、たくさん楽しんで、とっても満足でした。
:*:・( ̄∀ ̄)・:*:




おまけ。

会場への道すがら、たくさん秋を見つけました。







あと、帰りがけに自販機の横で見つけた、サボテンの花の蕾。


このあと夜にかけて、開いてたんだろうなぁ…。