アジアハイウェイ | 手仕事人まるひげのブログ

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 相撲と芝居、ときどき神秘学、その他日常…


NHK BSで始まった、月一の旅系番組。

井浦新 アジアハイウェイを行く→公式サイト

今回は、トルコ・グルジアジョージア・アゼルバイジャンを通過。


喰いついたのは、もちろんグルジア
ジョージア

栃ノ心と、臥牙丸の故郷です。
:*:・( ̄∀ ̄)・:*:



実は、番組が始まってくらいから寝落ちしてしまい、グルジアワインの紹介が終わるくらいに目を覚ましました。

その後出てきたのが、首都のトビリシ(ティビリシ)。

民俗衣装の胸のところに、薬莢を入れておくポケットみたいのがあったり、他の地域だと小刀を携行するのが習わしだとか、戦闘系の民族というのか、戦いの多かった地域なんだと思いました。

民俗舞踊がすごくて、女性のクルクル回る感じはイスラムの踊りに似ていると感じながらも、グルジアはキリスト教圏(グルジア正教会)なのですね。
男性の舞では、ぶつかり合う刀から火花が出ていて、なんだかすごく、かっこよかったです。
その後歌っていた男性の合唱による讃美歌も、美しくてカッコよかったです。
日本に公演とかに来るような機会があったら、是非、観に行きます。


その後、アゼルバイジャンに入って、羊飼いの方にうっかりもてなし(羊を一頭つぶしてケバブにする)を受けそうになるのを見ながら、「ムスリムの方って、基本的にこんな感じなんだろうな…」とほっこりしていたところ、首都に近づくにつれての、ソ連から独立して以降の文明化にびっくり。

グルジアジョージア北部には2008年に軍事侵攻し、最近もウクライナの紛争にめっちゃ介入していたロシアが、よく手放したなぁ…と思いながら、単に今でもロシアと関係が深かったりするのか?なんてことも思ったり。

(社会主義思想の影響がのこるところでは、独裁的な政策がとりやすいのですかね。とはいえ独裁といっても、日本とかでも見かけるカリスマワンマン社長が、一国を牛耳っているという意味においてですけれども)

ソビエト時代に、民族固有のあり方が抑圧されていたというのもあってか、
グルジアジョージアでは民族としてのあり方(いわば民族の自我のようなもの?)に対する誇りを感じたのに対し、アゼルバイジャンでは文明化が進み、そう言ったものの影が薄らいでいるように感じられたのが、なんだか対照的にも思えたりしました。



録画しておきゃよかったと、後悔しても後の祭り。

次回のイラン編は5月の9日放送ですが、その前に再放送とかしてくれるのを、願っていたりします。


0414追記:
グルジアの表記がジョージアになることにあわせて、記事の国名表記も変更しました。
(ジョージアからの国際的な要請によるものだそうです)
替えたことが分かるように、訂正線にしました。
(相撲協会も、対応するかなぁ…)