花まつりと、桜と寒の戻りすぎと | 手仕事人まるひげのブログ

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日付が変わってしまいましたが、4月8日は花まつり。

仏陀の生誕を祝う、お祭りの日だそうです。



とはいえ基督(きりすと)の誕生日(くりすますともいふ)と違って、まったく盛り上がりを見せない、花まつり。

この間のタモリ倶楽部で、その盛り上がらなさがネタにされていましたが、かくいう自分も、特に何もしておりません。


考えてみるとお寺に対して、そんなに親しみを持っていない自分がおります。

神社については、子供の頃からの遊び場だったのもあったりしたので、親しみがあるのですが、お寺はどうにも敷居が高い感じがして、立ち入った思い出とか、あまりありません。

少なくとも自分のイメージでは、神社は造り的にも周辺との垣根がないのですが、お寺は周囲が壁に囲まれていて立ち入りにくい感じ。

新年に、お寺に初詣というのも、どうにも自分にはピンと来なかったり。

(そもそも宗派とかあるみたいなので、誰でもが立ち入れる場所ではないと、勝手に思っていたりも)←観光地としての寺院は、ちょっと別みたいですが

地域への密着感が自分にとっては薄いというのが、花まつりといっても何をしていいのかわからない、自分の中ではいまいち盛り上がらない理由なんだろうかと、考えたりしました。

(ですので、お寺との密接度が濃い地域では、印象はだいぶ違ってくるのではと思えたりもしますが)


ところで、誕生したての仏陀が言ったという、「天上天下唯我独尊」。

これだけ聞くと、「仏陀偉そうだなぁ…」という気もしてなりませんが、”我”の部分を仏陀自身のことではなく、一人一人の人間の自我であると解釈してみると、いわば「世界に一つだけの花」(←あの歌の歌詞の意味で)となるように、思えたりもしました。




さて、4月8日は、福島の滝桜の開花予想日であることを、ちょっと前に知って記事にもしたのですが、実際には記事にしたその翌日(4月4日)に、開花が宣言されていたそうです。

詳しくはこちら→takizakura.com

今日の関東は寒の戻り過ぎによって、東京でもみぞれが降るようなお天気。

滝桜の画像には、雪の積もった花の様子が写されていました。


関東ではつい数日前には夏日に迫る気温であったのに、明日の朝の東京は、冬の気温に逆戻り。

滝桜の開花も最速だったそうで、宮崎とかでもこの時期30℃を超える気温が出たばかり。

寒暖差の激しさに、すでに梅雨の時期の気候が、やや心配になったりしています。


寒暖差が激しいということは、ぶつかり合う大気の間に生じる熱量が大きいということ。

熱量というのはエネルギーの大きさを意味しているのですが、エネルギーが大きいと言うのは、気象現象の激しさを、意味していそうですものね…。