例年、1月1日に、「明けましておめでとうございます」とメルマガ配信(ブログへの書き込み)をして、新年の抱負を述べてきました。
同時に、『ENEOS童話賞』への私自身の応募作品(もちろん、選外ですが)もアップしてまいりました。
しかしながら、2022年を最後に『ENEOS童話賞』の募集が終了し、2023年度は、もちろん私自身の応募作品もなくなってしまいました。
そのため、今年度最初のメルマガ配信(ブログへの書き込み)は、通常運転の1月4日(木)と決めていました。
そんな中、2024年は、「令和6年能登半島地震」で始まることになってしまいました。
日本代表とタイ代表とのサッカーの強化試合を視聴し終わった直後、午後4時6分に石川県への緊急地震速報が発出されました。
最初は震度5強の発表でしたが、その直後、さらに広い地域に緊急地震速報が出されるとともに、最大震度が6強に変わり、広い地域に津波警報も出ました。
さらにその後、最大震度7に変わり、3度目の緊急地震速報も出ました。
大津波警報も出て、 NHKのアナウンサーの、「命を守って!」と絶叫する声に胸が震えました。
私自身、同じような寒い時期に「阪神淡路大震災」で被災を経験したものとして、被災者のみなさまのご苦労やご苦悩をひしひしと感じています。
復旧には長い時間がかかると思いますが、どうぞ心の健康にも十分気を配ってください。
被災者のみなさまが、少しずつでも心身ともに回復に向かわれることを祈っています。
さらに、翌2日(火)にも、大きなニュースが飛びこんできました。
羽田空港で、飛行機同士の衝突事故が起こってしまいました。
地震の支援物資を新潟空港に搬送する予定の海上保安庁の航空機と、日本航空の旅客機が衝突炎上する大事故でした。
炎上した旅客機の乗客の方々は、乗務員から適切な避難誘導を受けて、大きな人的被害はないという「奇跡」が起こりましたが、一方、海保機の乗員の方々には大きな被害が出てしまいました。
1月1日、2日と連続で大きな出来事が起こり、被災地ではその後も大きな余震が頻発し、冷たい雨や雪に見舞われるなど、たいへんな状況が続いています。
2024年の幕開けに、この1年を憂う声も上がっているようです。
私たちは、「大きな災害は起こるものだ」という意識を持って自衛するしかありませんが、権力を握っている人たちは、今何を思っているのでしょうか。
「自分の選挙が第一だ」と、相変わらず政治家ならぬ「選挙屋」のままなのでしょうか。
現地にも赴かない岸田首相の「きれいな防災服姿」をみて、みなさんは何を感じていますか。
また、建設現場に理不尽な無理難題を押し付けてきた大阪・関西万博の関係者たちは、この地震による被災地の状況をみても、愚かな万博を推進しようとするのでしょうか。
万博に膨大な公金を注ぎ込むのをみるとき、私たちに「自衛策」はあるのでしょうか。
矛盾に満ちた日本、私たちは、新しい2024年をどう生きたらいいのでしょうか。
被災されたみなさまのために、何ができるのでしょうか。
マスメディアに携わるみなさん、今こそ覚醒すべきときではありませんか。
自分の胸に手を当てて、自分の周りの人たちの真の幸せとは何かを考えてください。