木曜日になりました。

暖かい(時に暑いほどの)日が続いていますが、オミクロン株の置き換わりや第7波の不安は拭えません。

次のような『日刊ゲンダイデジタル』の記事もありました。

『「BA.2」主流でコロナ第7波は過去最大の規模か…地方で新規感染者が過去最多続出の不気味
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/303751
 「第7波」は過去最大のスケールになる恐れがある。すでに第7波に突入したとみられる新型コロナウイルスの感染拡大。ここへ来て地方各地で過去最多の新規感染者が確認されている。
 10日の新潟の新規感染者数は896人と過去最多だった。第6波のピークだった700人(2月2日)を大幅に上回る。
 5日以降、新潟を含めて7県が過去最多を記録している。
 秋田389人(5日)、愛媛386人(同)、岩手429人(7日)、福島694人(同)、宮崎610人(8日)、長野740人(9日)ーー北から南まで、あちこちで更新している。
 一方、都市部は過去最多を大幅に下回る水準だ。過去最多が2万1562人(2月2日)だった東京は8000人程度、同じく1万5617人(同5日)の大阪は4000人程度で推移している。
 なぜ、地方で過去最多が相次ぐのか。
 昭和大医学部客員教授の二木芳人氏(臨床感染症学)はこう言う。
「地方を回っていると、高齢者施設など施設内感染が目立っている印象です。東京や大阪は2月に高齢者施設のクラスターが多発したため、対策が講じられているのに対し、地方では不十分なところが多く、クラスターを招いている可能性があります」
■ホットスポットの学校対策は及び腰
 第6波で猛威を振るったオミクロン株「BA.1」に代わり、第7波は感染力が1.4倍強い「BA.2」が主流になりつつある。東京では7割が「BA.2」だ。
「新学期が始まり、学校での感染拡大が心配です。というのも、学校での感染対策が非常に甘いからです。子どもへの感染が少なかった第1波の際、全国一斉休校を行い批判を浴びたため、政府も自治体も休校などの感染対策に及び腰になっているようにみえます。ところが、オミクロン株は子どもへの感染が顕著です。第7波を極力抑えるには、学校の感染対策をしっかりできるかがポイントです」(二木芳人氏)
 厚労省の集計によると、3月23~29日に判明した新規感染者のうち、10代以下は36%に上る。
 7度目の失敗は許されない。』

そんな中で、新学期を満喫している子どもたちも多いことでしょう。

ゴールデンウィークも近づいてきました。

どんな風に過ごそうか、ご家族でじっくり計画を練るのも楽しい時間ですね。

長期休暇の前になると毎度お伝えしていますが、お出かけするばかりが「レジャー」ではありません。

自宅でゆっくり過ごす時間も設けてくださいね。

私自身の当面の「レジャー」は、何度かお伝えしてきた通り、『第53回ENEOS童話賞』の応募です。
 

テーマは「心のふれあい」
枚数は「400字原稿用紙5枚以内」
締め切りは「4月30日(土)」
「ワード」原稿をネットから応募も可能

などの募集要項は、そこそこハードルが低いように思います。

ネットから応募する場合は、「ワード」で仕上げた原稿を童話賞のホームページからアップロードするだけで完了するので、原稿用紙に清書する必要もありません。

応募したあとは、8月末あたりに事務局からかかってくる(らしい)電話をワクワクしながら待つだけです。

いかがでしょうか。

今から取り組めば、十分間に合うと思います。

親子で、チャレンジしませんか。

因みに私は、なんとか下書きを書き終えたので、一週間ほど原稿を寝かせてから推敲する予定です。

今回も、メルマガにいただいたお返事を紹介させていただきます。

まず、「児童・生徒・学生」について。

前回のメルマガに、あえて「児童・生徒・学生」のみなさんと書きましたが、それに関してお返事をいただきました。

ありがとうございます。

ネットで検索すればすぐにわかることですが、使い方がきちんと決まっています。

次の記事は、『違いがわかる事典』(https://chigai-allguide.com/cw0082/)のものです。

『学校教育法では、初等教育を受けている者(小学校・特別支援学校の小学部に在籍する者)を「児童」といい、小学生は「児童」。
 中等教育を受けている者(中学校・高等学校に在籍する者)を「生徒」といい、中学生・高校生などは「生徒」。
 高等教育を受けている者(大学・高等専門学校に在籍する者)を「学生」といい、短大生・大学生・大学院生・高専生などは「学生」である。
 その他、専修学校・各種学校に通う専門学校生(専門学生)などは「生徒」といい、就学前教育の段階にある幼稚園児や保育園児は「幼児」という。』

私も今回調べてみて再確認できたのですが、世の中には、親や大人も知らないことがたくさんあります。

たとえ知らないことばかりであっても、「自分が無知であることを認識して努力する」覚悟さえあれば大きな問題は起こりません。

親子で真剣に勉強するだけのことですね。

『<テクニック1>のところで、「小学校入試の保護者面接でも役に立つと書いてありました。子どもの小学校受験の際の面接に、今からドキドキしています。』

そうですね。

面接試験を受けた保護者の方々からは、「終わってみれば、あっという間でした」という感想をよく聞きますが、直前までドキドキが続きますよね。

ただ、面接官の先生方は、受験生だけでなく家族全員の真の姿を知りたいわけですから、その場だけ何とかしのげばいいという考えは間違っていると思います。

よろしければ、過去のメルマガを参考にしてみてください。

『小学校受験の親子面接』(2021年07月01日)
https://ameblo.jp/maruhide1958/entry-12683808390.html

『親の克己心・自制心』(2021年02月11日)
https://ameblo.jp/maruhide1958/entry-12655940498.html

『小学校受験 面接のアドバイス』(2018年08月09日)
https://ameblo.jp/maruhide1958/entry-12396634919.html

『「難しい本を読みこなす簡単5秘訣」は、新しい読書の形の提案でしょうか。とはいえ、5つの秘訣を実施したら、もう元の本を読まなくていいような気がします。そんな「つまみ食いの読書」をしていたら、難しい本なんて読めるようになりませんが。』

確かに難しい問題ですね。

「難解な本」の周辺情報を集めてしまえば、やはり「読んだ気」になってしまいます。

また、子どもたちからは、

「難しいことをわかりやすく書かないのって、ちょっとひどくない?」

という類の意見を聞くこともあります。

私も、「難しいことをいかにわかりやすく説明するか」が専門家の重要な役目の1つだと思っています。

インターネットを代表に、玉石混交の情報が溢れている時代ですから、周辺情報を集めるだけで相当な量がすぐに集まってしまいます。

その中から「有用な情報」を選び出す訓練も必要ですが、周辺情報に頼らずに「難しい本」に直接向き合う経験も必要なのでしょう。

では、最後に次の『東洋経済オンライン』の記事(いつもながら、編集させてもらっています)を読んでみてください。

『その言い方! 親子の会話がラクになる「言い換え」「5つの事例」で考える心を変えるコツ
https://toyokeizai.net/articles/-/535362
【相談内容】
 中1と小4の子どもがいます。日々のイライラはいつものことで、子育てで悩んでいます。声かけをしても、ますます悪い方向にいっているような感じがします。どのような声かけをすれば子どもたちは自ら行動してくれるのでしょうか。(仮名:山田さん)
【回答内容】
 「声かけしても親の言うことを聞かない」「親の思ったとおりに子どもが動いてくれない」場合は、次の2つを自問自答してみてください。
(1)その言葉(声かけ)で子どもは本当にやる気になるのか??【心の面】
 子どものやる気を出すことを意図した声かけは実は少なく、親の感情をそのまま子どもにぶつけてしまっていることが少なくありません。
 人間には心があり、当然ながら、子どもにも心があります。「心が動くための言葉となっているのかどうか?」「そのような言葉で自分だったらやる気になるのか?」と自問自答すると、いかに見当違いの言葉を使っていたかに気づくことがあります。
(2)その言葉(声かけ)で子どもは本当に行動したくなるのか??【行動の面】
 行動を促すために、「〇〇しなさい」という命令形がよく使われます。もし自分が人からそのような命令形で言われて快く行動するかと問われれば、なかなかYESと答えることができないと思います。子どもといえども人格をもった立派な一人の人間です。命令一つで簡単に動くようなことはありません。
 これら2つは、当たり前の問いと思うかもしれません。しかし事がうまく運ばないときは、往々にしてこの2つの基本が欠けていることが多く、自分本位、親本位になっている可能性が高いものです。
■5つの事例で考えてみる
①集中力がない子にどう声をかけたらいいですか?
【よくある声かけ】「もっと集中しなさい!」
【言い換え】「集中できる場所と時間を一緒に探してみない?」
②好きな科目ばかりで苦手科目を勉強しないときに、どう声をかければいいですか?
【よくある声かけ】「好きな科目はいいから苦手科目をやりなさい」
【言い換え】「好きな科目をどんどんやるといいよ」
③お手伝いをしてくれない子にどう声をかけたらいいですか?
【よくある声かけ】「遊んでばかりいないで、ちょっとは手伝って!」
【言い換え】「困った! ちょっと助けて!」
④宿題をなかなかやらず面倒くさがる子への言葉かけはどうすれば?
【よくある声かけ】「いいから早くやりなさい」
【言い換え】「とりあえず1分だけやってみたら」
⑤ゲームばかりで宿題しない子にかける言葉は?
【よくある声かけ】「いつ宿題やるの!」
【言い換え】「いつゲーム終わる?」』

ぜひ引用元のサイトを訪れて全文を読んでいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

①、④、⑤あたりは、どこのお家からも聞こえてきそうな会話ですよね。

みなさんのお返事を待って、次回のメルマガで考えてみたいと思います。