私の経歴と子育てについて。


大学生の頃に、いわゆる学習塾でアルバイトを始め、基本的にほぼずっとこの業界にいますので、およそ35年になります。


大学卒業後、母親が早くに亡くなり父親一人になったことから実家の名古屋に戻り、主に公立の小中高対象の学習塾を始めました。


ですから、事情があって長男が関西で小学校受験をすることになった時は、全くのお受験塾任せでした。


その後の長男の中受も、ほとんど進学塾任せでした。


詳しい受験体験記は、私の塾「にしきた学習教室」のホームページに『結果オーライ!!灘中すれすれ合格法』として載せてありますので、よろしければご覧くださいね。


そして、長男の経験を踏まえて、次男の小受・中受には本腰を入れて取り組みました。


次男の小受は、長男と同じ小学校を受験することだし、その小学校の附属幼稚園に通ってもいましたので、すべて私が担当し、幼児教室には通っていません。


また、中受も、年長~三年生まで私が教えて、その後、長男と同じ進学塾の最レと最難関中学合格講座だけ(平常授業はなし)に通塾しました。


学校の勉強については、基本的にカミさん任せです。


次男を鍛えた過程で徐々に出来上がったのが現在のジーニアスの基礎です。


ただ、子どもにある程度以上に勉強させようと思うと、いろいろ優先順位をつけざるを得ないので、当然、犠牲になったり手薄になったりすることは多く、子育てに成功したとは思っていません。


運動も決して得意ではありませんが、一番欠けていると思うのが社会性、人間としての強さです。


私のような、超零細自営業者から見ると、残念ながら一人で生きていく強さは持ち合わせていないようです。


あと、中心となってみんなを引っ張っていくリーダーシップにも欠けているように感じられます。


まあ、無いものねだりをするのが親でしょうが。


ということで、今回の結論は、学歴を取りに行くことは、他のものを捨てることでもあるので、ご夫婦で、ご家族で、しっかり優先順位を話し合ってください、ということです。


最難関中学に合格することが幸せとは限りません。