実際EV化で必要なのはカーボンフリー電源だけど・・・ | マルハビ日記

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マルチハビテーション・田舎暮らしなど移動しながら仕事をする会社員のお話。
都会暮らしを残しつつ、田舎にも生活の拠点を持つ‥‥。理想的な生活だと思います。
そんな双方生活の面白い??話 移動しているといろいろ考えてしまいます(笑)

三重の自宅の朝です。土日畑作業をしながら、なぜか最先端なEV充電手法やコントロールなど複雑な書類を作成している。色々な委員会があるので書いているのだが、大きな方向性からどうも皆さん考え方がおかしいのである。

 

まずEV化の大前提は、持続可能な社会を目指したいのであり、これはライフサイクルコストやCo2で計算すればハッキリわかることで、実際的に計算した論文等があるので結論単純にかくとトヨタのプリウスPHEVが現状では最適な選択肢になる。

ライフサイクルCo2やコストで比較するとガソリン車との比較だが、HVは値さ30万円、LCCo2:7.9トン、EV200万円、LCCO2:8.0トンとなり、費用対効果を計算すると絶対的にHV系の方が非常に有効である。

 

また発電Co2排出量と自動車のCo2を比較すると1km走るのに現在のHVは、効率が良くなっていて、60gしか出さない。実際現在のEV電源原単位0.55kg/kwhなので実は120gも排出することになる。ここが妙な数字であり、実際はEVを動かすには原子力発電を使ったCo2原単位が低い電源が必要なのである。

 

この大きな矛盾は、国民には節電を呼びかけながらEV普及を目指すというトンチンカンな状態になり、頭の弱い我が愚妻(嫁)ですら、この矛盾に気づくのである。なんで節電しないといけないのにEVなのって、環境にやさしいならエネルギー使わないならわかるけど・・・そうこの矛盾が大嫌いなところでもある。

彼女の関心事は、電気代の値上がりの方が大きな痛手で、なんとかしたいのが現状でそれなら燃費のいい車両が一番ということになる。我が家は、ホンダさんのFITのHVである。非常に燃費がよく、ガソリンスタンド泣かせでもあるのだが、娘は日産のノートである。軽クラスの燃費でしかもある程度走るので問題はない。

 

実際安全装置とかも色々ウザいくらいついているのだが・・・(((´∀`))ケラケラ

その機能はなかなか使いこなせていない。実際嫁も娘もこの程度の走り心地で充分なのである。嫁は大きな車を使うと、そこらじゅう当ててくるという特性をもっているので結婚から徐々にこのクラスの車になってきたのである。初期はビックホーンであったのだが・・・徐々に傷だらけになっていったので・・・

 

さて実際EV化の大きな課題は、この電源のCo2フリー化なのである。皆さんVPPとか調整とかいうのだが、この電源に関する道筋が国民に知らされていないのである。2035年のEV化で電力さんが色々なことをいうよりも実際どうCo2フリー電源をどうしていくかが重要なのである。

これ発電ですからとかまた議論すり替える電力会社の方もいるのだが、真剣にこのCo2フリー電源で調整がしやすいものの開発をどう進めるのかを議論すべきである。

というか、電力さん産業に口出ししない方がよくってちゃんと電源をやっていく方がいいとは思いますが、コア以外は実は・・・無理じゃないかと思ってしまうこともある。