レジリエンス農業と考えると新しい経済政策になるのではと思いながら・・・ | マルハビ日記

マルハビ日記

マルチハビテーション・田舎暮らしなど移動しながら仕事をする会社員のお話。
都会暮らしを残しつつ、田舎にも生活の拠点を持つ‥‥。理想的な生活だと思います。
そんな双方生活の面白い??話 移動しているといろいろ考えてしまいます(笑)

三重の自宅の朝です。マスコミはもう京阪神だけでなく全国レベルの緊急事態宣言をやるべきみたいな論調であるのだが、それだけ居酒屋や飲食店をいじめてどうするのだろうかと思う。実際的に言うと、実は酒が悪く、酒によって温度管理が出来なくなり、風邪をひくのである。ここらへんは小生の予防方法でもあるので酒を減らすことが実は風邪をひかない一番の条件なのである。さすがに禁酒法など制定出来ないのでなかなか難しいのであるのだが・・・長生きしている人の日常ルーチンが気になる年齢にもなったことは確かである。

 

このコロナで兼業農家としての色々な楽しみをうまく発信出来たらとは思っているのですが、なかなか日本では兼業農家というのは難しい。実際まじめに昨日少し天候がすぐれないのでパソコンで計算をしてみる。そうすると実は大規模農家より兼業農家をちゃんと日本に復活させて地方創生すると実は非常に日本の場合、四季も含めて内需ではないのだが、地産地消でうまくいく可能性が高いということである。まだ正確な理論にしてないけど、再生可能エネルギーと農業改革の新しい提案はライフワークになりそうである。

 

実際大規模農業がいいというのはアメリカの農業をみてそのような形で導入しているのはよくわかるのだが、よくよく調べるとアメリカの農家も専業農家は20%ほどでほとんどが兼業農家である。ここらへんが大きな勘違いみたいである。実際的にアメリカの素晴らしいのは機械化農業であり、これによってアメリカの国力が世界1位になったと言ってもいいくらいである。

 

小麦やトウモロコシなどの乾燥畑を使った大規模なので機械化しやすいのもよくわかる。日本の場合、水田という水を使うところに機械を入れていくということになるのでその進化というか機械化が遅れたというのも理由だが、実際的には、現在でいうと田植え機もコンバインもあり、昔、戦後に比べると1人当たりの生産性は、20倍になっている。従ってよくよく見る農業の人口が減っていっても実は生産性が20倍になっているので、大きく減少しても問題にはならないのである。

 

計算をしていくと1人だと水田換算作業でいうと2haは1日仕事として出来るのである。コメ2haだとかなりの大きな農家でもある。これは機械化・大規模化で言うと天候や色々な効率を考慮すると田植えシーズンで10日くらいとすると20ha程度は、1人で大規模運用可能ともなるのだが、これはさすがに2km×1kmの土地となり、大きなニュータウン程度の耕作地でもある。さすがにこれだけやるのは??となっていくが大規模化というのはこんなものだが・・・

 

大規模化になると作物は1種類とかになってしまって豊作だと赤字になるという現象が10年から15年に一度発生してしまう。天候不順の不作も同じような周期なので、実は10~15年に2回の不作と豊作による赤字を考えないといけない。だいたいの大規模農業が失敗するのはこの豊作と不作の読みの甘さでそこを農業にIOTで経営効率化すればと思う人も多いのだが、なかなかここは難しい。

 

さてそうなると1人2ha程度をうまく耕作しながら安定した収益を得る手法をどう考えるかが重要になっていく。そうなると実際は土日で農業が可能なので兼業農家という方法がいいのである。農家の件数は、現在170万ほどになっている。耕作放棄地を考えるとあと10~20%の農家を必要と家庭すると、公務員が320万人、大企業が1400万人である。従って公務員と大企業に兼業農家の雇用責任を負わせればいいのである。これ障碍者雇用と同じように報告義務くらいで考えればいい。

 

計算してみると非常に面白く、テレワークになっているので、雇用促進として地方移住含めた新しいコロナ対策の経済対策とレジリエンス機能としては非常に面白いと思いながら・・・単純計算ですけど、あとはどう制度設計するかでもある。

 

IMG_4757.jpg

 

鏡開き いとこ煮ぜんざいと抹茶。